【マイルCS予想2021】ケイデンスコール、右回りの坂ありコースで復活なるか？

大波乱となったエリザベス女王杯ではG1勝ち馬のレイパパレ、アカイトリノムスメが掲示板にも載れない内容となっており、今週もこのトレンドが続くのかが、日曜阪神メインレースに組まれているマイルチャンピオンシップの予想の鍵となりそうです。

インディチャンプ、グランアレグリア、グレナディアガーズ、シュネルマイスター、ダノンザキッドと5頭のG1馬が参戦と、フルゲートかつ豪華メンバーでの開催が予定されており、ハイレベルな競馬が期待できそうです。

グランアレグリアにとっては引退レースかつ連覇がかかる一戦で、インディチャンプにとってはおととし1着、昨年2着と相性のいいレースとなっており、いずれも甲乙つけがたい実績馬ですが、先週同様に大波乱も警戒して推奨したいのが、ここ2戦は人気を下回る内容となっているものの阪神競馬場の芝1600mなら見直したいロードカナロア産駒のケイデンスコールです。

今年の春先は京都金杯1着、中山記念2着、マイラーズカップ1着と破竹の勢いといえる戦績を残しながらも、続く安田記念ではダノンキングリーに5馬身差をつけられて10着、秋初戦に選んだ毎日王冠でもシュネルマイスター相手に9着と完敗といえる内容となっています。

買い材料としては、舞台が右回りの坂のあるコースにかわる点で、今年の春先に結果を残した舞台も阪神競馬場、中山競馬場でのもので、ここ2戦の大敗で人気を大幅に落とす今回は、馬券妙味もあります。

鞍上は主戦の岩田康誠騎手が引き続き務め、父ロードカナロアの主戦でもあった岩田騎手にとっても、またロードカナロアを管理していた安田調教師にとっても、ロードカナロア産駒でのG1制覇は悲願といえるかもしれず、大駆けなるか注目したい1頭ですね。