【キャピタルS予想2020】末脚勝負のカテドラル、名手確保で再度の一発に期待!
今週土曜、東京のメインレースに組まれている芝1600mで行われるリステッドレース・キャピタルステークスは、日曜日のジャパンカップの注目度が高すぎるために影に埋もれるところもあるかもしれませんが、面白いメンバーの揃ったレースとなりました。
フルゲート18頭に対して登録14頭ということで全頭出走可能となっていますが、中でも注目なのがルメール騎手を確保して挑むハーツクライ産駒の4歳牡馬カテドラルです。
昨年はマイルチャンピオンシップに参戦し、掲示板まであと一歩の6着まで追い込んできており、リステッドレースなら前々走の朱鷺ステークス勝利もあるように、このクラスなら勝ち負けは十分期待できる1頭となっています。
逃げ・先行を持ち味としているサトノフェイバー、前走では出遅れて競馬にならなかったものの前から行くと安定感のあるミラアイトーンがレースを引っ張ることになりそうなため、展開面もカテドラルの後押しをしそうです。
同じく末脚勝負で挑むことになりそうなピースワンパラディ、前走のヴィクトリアマイルはさすがに相手が強すぎた感もあるトーセンブレスといった切れ味のある馬たちの参戦もあり、東京コースの長い直線で見応えのあるレースが期待できそうです。
過去5年の勝ち馬はいずれも前走重賞組ということで、スワンSからのカテドラルは合致しています。また、ここ3年は外国人騎手が必ず馬券に絡んでいるという傾向があり、ルメール騎手が騎乗するのもトレンドとして期待できます。
不動のリーディングジョッキーということで1番人気や強い競走馬に乗っているイメージが多いルメール騎手ですが、今回は人気がやや落ちるであろうカテドラルでの参戦となるため、ルメール効果での上積みがありつつも馬券妙味もあるのではないでしょうか。
一昨年の2着馬は後にスプリンターズステークスも制したタワーオブロンドンということもあり、リステッドレースの中でも特に注目度の高いレースと言えそうですね。