【中京記念2021予想】ダノンチェイサー、条件替わりで上昇見込める

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小倉競馬は今週で3週目。梅雨はまだ終わっていないが、夏競馬もいよいよ本格化。日曜メインを飾るのは夏の名物ハンデ重賞「中京記念」だ。今年は例年の中京1600mではなく、小倉の1800mで開催される点がポイントとなる。

今開催の小倉競馬場は非常に路盤状態が良く、開幕週の未勝利戦でコースレコードが出るほどの高速馬場だ。今週は週中の雨予報も少なく、良馬場での開催が予想される。

今の小倉に向いている馬として注目したいのは、ダノンチェイサーだ。

前走リステッド競走の東風ステークスは9着。道中4番手を追走し、4コーナーで仕掛けるも直線は伸びを欠いての敗退だった。休み明けで馬体重はプラス16kg、道中の折り合いもやや力みながらという中で、重馬場の急坂で失速した様子が伺えた。

マイナス要素が多かった前走から良馬場平坦コースの小倉へ替わる点は好材料で、条件替わりでの上昇が見込める。3歳時にはきさらぎ賞を制覇し、G1のNHKマイルCでも4着の実績があるほどの実力馬だ。能力さえ出しきれば勝ち負けできるはずだ。

今回も間隔が空いているので引き続き状態面のチェックは必要だが、輸送による馬体重の変動が少ないようなら絶好の狙い目となるだろう。