中山記念で復帰予定のドゥラメンテの展望は?
皐月賞、日本ダービーと連勝しながらも怪我にないた2015年だったドゥラメンテ。同年代のライバルであるキタサンブラックはドゥラメンテ不在と言われる菊花賞を制し、不完全燃焼と言われながらも、有馬記念でも3着という成績を残し、見事に存在感をアピールしたものの、2015年最優秀3歳牡馬はドゥラメンテの受賞となりました。
そのドゥラメンテ、両足骨折という苦難を乗り越えて2016年の2月28日中山記念にていよいよ復帰戦の予定となっております。1,800mのG2ということで、年度代表馬にも選出されたモーリスもここを1年の初めとしてスタートする可能性も高いと目されています。
2014年に世界一に輝いたジャスタウェイも中山記念からスタートしたローテーションでした。怪我さえなければ凱旋門賞も期待されていたドゥラメンテ、ジャスタウェイを習いここからドバイへ向かうか、どうなるか、非常に注目度の高いレースとなりそうです。
クラシックではその怪物ぶりを遺憾なく発揮したドゥラメンテですが相手が凡百の競走馬でしたら怪我明けとは言え十分に期待できますが、年間無敗でG1も三連勝したモーリスが相手となるとさすがに厳しいか。まずは怪我の影響がどの程度残っているか、はたまた無敵のモーリスを復帰初戦で下す怪物ぶりをまたしても見せつけるか。モーリス参戦は明言こそされていませんが、もしも実現すれば春のG2にして早くも大きな盛り上がりを見せそうな一戦となる予感の中山記念。まだ2ヶ月弱先ですが、ドゥラメンテの復活とともに期待して待ちましょう。