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【府中牝馬S2026】連覇か世代交代か?昨年覇者セキトバイーストに迫る新勢力を徹底分析

公開: 2026/06/19 15:51

中央競馬
【府中牝馬S2026】連覇か世代交代か?昨年覇者セキトバイーストに迫る新勢力を徹底分析

日曜の東京競馬メインレースは、牝馬限定のハンデG3「府中牝馬ステークス」が開催される。

かつては秋の東京開催で行われ、エリザベス女王杯へ向かう有力牝馬たちの始動戦として位置付けられていた伝統の重賞だが、昨年から開催時期が6月へ移行。さらにハンデ戦へと条件が変更されたことで、レースの性格は大きく変化した。近年は実績馬と上がり馬が激突する難解な一戦となっており、今年も馬券検討を悩ませるメンバー構成となっている。

その中でまず注目を集めるのは、昨年の覇者セキトバイーストだろう。

昨年は都大路ステークスを勝利した勢いそのままに府中牝馬ステークスも制覇。東京芝1800mへの高い適性を示した。今年も勝利へ導いた浜中俊騎手とのコンビ継続となる点は心強い材料だ。

しかし昨年との違いもある。昨年は上昇カーブを描きながらの参戦だったのに対し、今年は前走の新潟大賞典で7着。決して大きく崩れたわけではないが、勢いという面では昨年ほどの迫力を感じないのも事実だ。

コース適性だけを見れば軽視は危険な存在だが、連覇濃厚とまでは言い切れず、取捨の判断が難しい存在と言える。

一方で、舞台適性という観点から興味深い存在がテレサだ。

アドマイヤマーズ産駒の4歳牝馬で、昨年のローズステークスでは2着に好走。その後も小倉牝馬ステークス4着、福島牝馬ステークス5着と牝馬限定重賞で安定した走りを続けている。

派手な勝ち鞍こそないものの、常に相手なりに走れる堅実さは大きな武器だ。今回の東京芝1800mは久々となるが、もともと中距離戦で安定した末脚を発揮してきたタイプだけに、直線の長い東京コースへの条件替わりは歓迎材料と見たい。

さらに今回は休み明け3戦目。状態面の上積みが期待できるタイミングでもある。

鞍上には先日の東京ダービーを制した戸崎圭太騎手を迎える予定。春の東京開催で存在感を示し続けている名手とのコンビは魅力十分であり、重賞初制覇のチャンスは十分にあるとみる。

また、人気の盲点となりそうなのがホールネスだ。

昨年のエリザベス女王杯で3着に好走した実績を持つが、その後は精彩を欠いている。今年に入ってからも日経賞9着、新潟大賞典8着と結果が出ていない。

ただし、これまで戦ってきた相手関係を考えれば悲観する内容ばかりではない。今回は久々の牝馬限定戦となり、相手関係は大幅に楽になる。

加えて、今回は三浦皇成騎手との新コンビで挑む予定。近走で見せている伸び切れない競馬から脱却するきっかけになる可能性もある。エリザベス女王杯で見せた能力を考えれば、このメンバー相手なら巻き返しても何ら不思議ではない。

今年の府中牝馬ステークスは、昨年覇者セキトバイーストの連覇挑戦に注目が集まる一方で、上昇気配を見せるテレサや、条件好転が見込めるホールネスなど魅力ある伏兵も揃った。

開催時期変更から2年目を迎える今年は、秋の女王決定戦へ向けた前哨戦というよりも、サマーシリーズの主役候補を決める意味合いが強い一戦となる。実績馬が意地を見せるのか、それとも新たな牝馬スターが誕生するのか。混戦必至のハンデ重賞から目が離せない。

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