【鳴尾記念2022予想】紅一点の良血ジェラルディーナに注目!
今週土曜中京メインレースに組まれているのは、75回目の開催となるG3の鳴尾記念です。
フルゲート18頭に登録12頭と少頭数での競馬となりそうですが、最大の注目となりそうなのが、1年半の長期休養を経て復帰初戦を迎えるドリームジャーニー産駒のヴェルトライゼンデです。
休養前は池添騎手が主戦となってきましたが、今回は短期免許で来日中のレーン騎手を確保して挑む予定となっており、これまでの実績と鞍上の人気からも、1, 2番人気となりそうで、馬券の取捨が難しい1頭となりそうです。
また、展開次第にはなるものの、ジャパンカップ4着や秋の天皇賞4着など、相手関係問わず追い込みが魅力のサンレイポケットも鮫島駿騎手が引続き騎乗予定となっており、2勝をこれまで挙げている得意の中京コースで久しぶりの重賞勝利なるかも注目です。
同じく中京競馬場を得意としており、2戦していずれも3着以内と安定感のある走りを見せているカイザーバローズも前走の新潟大賞典ではレッドガラン相手にクビ差の2着となっており、川田騎手を確保している点でも上位人気必至ですが、馬券検討では欠かせない1頭となりそうです。
混戦模様となっている中で狙ってみたいのが、12頭中で唯一の牝馬の参戦となるジェラルディーナと福永騎手のコンビです。
母は3冠牝馬のジェンティルドンナ、父はモーリスという血統背景で、父同様ややゆっくりめの成長曲線でこれまで推移しているように思える戦績となっています。
昨年10月の西宮Sで3勝クラスを卒業後、オープンクラスで3戦を消化しており、チャレンジカップ4着、京都記念4着など、ワンパンチ足りない競馬ながら、牡馬相手の重賞でも着実に掲示板を確保する内容ある競馬ができています。
中京競馬場は3戦して2着が最高となっており、これまで勝ち星はありませんが、2か月の休養明けでは1勝を挙げており、斤量が54kgと牡馬より2kg軽い別定戦なら、オープン入り4戦目での慣れも見込め、馬券圏内の3着以内がそろそろ狙えるのではないでしょうか。