【秋風ステークス2023予想】人気サイドに黄信号、狙い目は距離短縮馬か?
土曜の中山メインは芝1600mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦「秋風S」が組まれています。
2018年は該当レースがなかったので過去4年のデータを見ていくと、2019年、2020年は別定戦だったため傾向は変わってくるかもしれませんが、距離短縮組が相性の良いレースとなっています。今年の登録馬で上位人気が想定される中ではデコラシオンが有力といえそうです。
ただ過去4年で1番人気こそ2勝しているものの、2番人気、3番人気がいずれも未勝利と人気サイドの信頼度が今ひとつ欠けるレース。そのため狙うなら人気薄、特に二桁人気の台頭には警戒が必要です。
2019年は11番人気のトンポイが2着、2020年は9番人気のグッドマックスが1着、2021年は12番人気コスモアンジュが2着、昨年は10番人気カンティーユが3着となっています。今年は距離短縮かつ人気薄を見越して前走・佐渡S組のモーリス産駒アドマイヤハレー、前走15着大敗のルージュエクレールを推奨したいと思います。
アドマイヤハレーは前走でほぼ最後方の位置取りから9着まで着順を押し上げており、このクラス2戦目での前進にも期待したい1頭です。
ルージュエクレールも4番人気で迎えた前走昇級初戦で大敗を喫しており、牝馬限定戦のほうが安定感がある1頭ですが、普段より前目につけたのが敗因として挙げられるために控える競馬で巻き返しを期待したい1頭ですね。