名古屋のママさんジョッキー・宮下瞳騎手、落馬負傷
4日開催の第3回名古屋競馬2日目第7レースで、宮下瞳騎手が落馬し負傷した。同日、愛知県競馬組合が診断結果を発表した。
落馬後、受け答えは出来ていたが、名古屋市内の病院へ搬送。脳しんとう、肋骨骨折、肺挫傷と診断された。この日の8~12Rの5鞍と、5日に予定されている9鞍も乗り替わりとなった。今後の騎乗予定については未定となっている。
宮下騎手は2011年に一度騎手を引退しながら、2016年に復帰。結婚から出産を経て現役復帰と至難の道を歩んだが、昨年は自身の持つ女性騎手の年間最多勝記録を大きく更新し、国内女性ジョッキーで初めてとなる年間100勝を達成。
子育てと競馬騎手を両立させている日本唯一のママさんジョッキーとしても知られ、名古屋競馬のみならず全国にもファンが多い騎手だ。重体でないことを願うとともに、復帰を見守りたい。
参考:名古屋けいば