【小倉記念2024予想】上昇度魅力!ファユエンの巻き返しに期待

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サマー2000シリーズの小倉記念がいよいよ開催だ。阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事に伴い、今年は中京競馬場での代替開催となる点が予想する上でもカギとなってくる。

今年は出走馬12頭と少頭数でのハンデ戦となります。そんな中で注目しているのは、6歳牝馬のファユエンです。

ファユエンは昨年の夏に3勝クラスを勝利しオープン入りを達成。その後重賞を5戦してまだ一度も馬券圏内に入れていませんが、ここ2戦のレースは6着、4着と着順が上がっているだけでなく、いずれのレース内容も良くなってきています。

2戦前の新潟大賞典では15番人気で6着に善戦。新潟の直線は外枠の方が有利と言われている中で最内を突き、上り3ハロンが2位の脚を使ってしっかり伸びていました。直線では前が詰まり気味になる不利もありながら勝ち馬と0秒6差なら、負けて強しの内容だったと言えるでしょう。

そして前走のマーメイドステークスでは、新潟大賞典・6着がフロック視されたこともあってか、牝馬限定戦ながらも15番人気と低評価でした。それでもレースでは上り最速33秒8の脚を使って4着とさらにパフォーマンスを上げてきました。この時もコーナーを回り直線に向くところで、外に振られる不利がありました。そんな中で、大外から追い込んで0秒4差の4着なら、悲観する必要は無いでしょう。

さすがに今回は重賞で2回もいい競馬を続けているだけに人気は上がってきそうですが、今回のメンバーなら人気もそこまで上がらない可能性が高そうです。妙味は十分にありそうで、馬券を買う方にとっては大チャンスと言えそうです。

頭数も手ごろになった今回不利を受ける可能性も少なく、よほど運が悪くなければ今度こそ見せ場は作れるでしょう。

ということで、中京開催の小倉記念は、ここ2走少し不利がありながらも、かなりの末脚を発揮しているファユエンの激走に期待したいと思います。