【マイルCS2019】JRA池添謙一騎手、インディチャンプと初コンビはいかに?

福永祐一騎手の騎乗停止により、マイルチャンピオンシップに出走予定であるインディチャンプの鞍上が未定となっていたが、12日に池添謙一騎手とコンビを組むことが決定した。同日、所属するシルクホースクラブが公式ホームページで発表した。

新人騎手やG1未勝利騎手なら乗り替わりが割り引き材料となるが、マイルチャンピオンシップ3勝の実績を持つ池添騎手なら心強い。インディチャンプとは初コンビとなるが、ピンチヒッターとしては十分過ぎる騎手と言えよう。

実際、池添騎手の京都芝1600mは悪くない。今年行われた京都芝1600mの騎手別データを見てみよう。

京都芝・1600mの騎手別成績(2019.1.5~10.20)
騎手1着2着3着4着以下
福永祐一6238
川田将雅46211
松山弘平41228
池添謙一35120
武豊3228
和田竜二25223
藤岡康太21313
M.デムーロ2119
北村友一20513
藤岡佑介13217
幸英明12312

勝利数が一番多いのは福永祐一騎手だが、今回は騎乗停止中のため騎乗予定はない。次いで勝利数が多いのが川田将雅騎手と松山弘平騎手となっている。松山弘平騎手は今年は騎乗予定がなく、参考外となる。川田騎手は今年は優勝候補の最右翼とも言える1頭のダノンプレミアムに騎乗予定となっており、こちらは人馬ともに有力視する必要があるだろう。

池添騎手は勝利数では4番目に多い騎手となっているが、福永騎手と松山騎手が不在のマイルチャンピオンシップに限れば、川田騎手に次いで京都の芝1600mで好成績を挙げている。実際、今年は京都マイルのG2・マイラーズCでも5番人気のグァンチャーレで逃げて2着に粘る好騎乗を見せている。

主戦の福永騎手からの乗り替わりを不安視する声も多そうだが、京都マイル巧者の池添騎手ならそこまで信頼度を落とす必要はなさそうだ。