【根岸S予想2018】G1獲りに向け、弾みをつけたいカフジテイク
28日(日)はフェブラリーSの前哨戦、根岸Sが東京競馬場で開催されます。
昨年は1番人気のカフジテイクが優勝し、本番のフェブラリーSでは3着に入線。そのカフジテイクは連覇を狙って今年も参戦。昨年秋はマイルチャンピオンシップで4着、前走のチャンピオンズCでは7着と、G1に果敢に挑むもなかなかタイトル獲得に手が届きません。悲願のG1制覇へ向けて今年もここから始動となります。
この馬の武器は何と言っても最後の末脚にありますが、瞬発力があるというよりは、伸び始めが遅いため4コーナーあたりから勢いをつけて伸びていくような典型的なバテ差しタイプです。ある程度流れた展開でこそ力を発揮するタイプで、昨年の根岸Sのように淡々と流れる展開が理想的です。
2走前の武蔵野Sは5着、前走のチャンピオンズCでは7着と負けが続いておりますが、2走とも前残りのレースでした。実績からも今回カフジテイクの1番人気が濃厚ですが、近2戦の敗退である程度人気も落ちることでしょう。昨年勝った得意な舞台ですし、距離も1600mと1800mを走った近2戦からベストの1400mへ戻る点も好材料です。
勝たなければ本番のフェブラリーSへの出走が微妙だった昨年とは違い、今年は賞金的にも問題なく出走できそうです。故に仕上がりの面では昨年と違いがありそうです。今回は約2ヶ月ぶりの休み明けということもあるので、状態の見極めは重要となってきそうです。
他のメンバーでは昨年同競走4着のキングズガードや、ユニコーンSを勝ったサンライズノヴァなどが人気を集めそうですが、カフジテイクの人気を削るほどの人気馬というわけでもありません。カフジテイクの大目標はフェブラリーSでのG1制覇ですが、弾みを付けるためにもここは無様な競馬はしたくないところ。昨年の覇者の意地を見せれるかに注目です。