今年の京都開催を締めくくるスプリント重賞「京阪杯」が25日（日）に京都競馬場で行われます。昨年は9番人気、6番人気、14番人気の波乱決着で、3連単で167万馬券という高額配当が飛び出しました。2014年にも202万馬券が飛び出しており、高配当決着が目立ちます。穴党には面白そうな一戦ですが、果たして今年はどうなるか？

今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にジャパンカップのレース傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気馬が不振、波乱傾向が強い一戦

「1番人気」は1勝のみ、「2番人気」も2勝のみと上位人気の2頭は不振傾向にあります。「10番人気以下」で3着内に入った馬が9頭（1-2-6-72）、3連単の配当が10万馬券以上だった年は6回と波乱が多く、荒れる傾向が強い一戦となっております。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「逃げ馬」が好成績

コースは京都競馬場の芝1200mを使用。枠番は「2枠」が最多の4勝をあげており、勝率・連対率（20.0%・25.0%）がトップです。複勝率は「3枠」の35.0%がトップで、内枠の好走率が高めです。脚質は「先行」が最多の5勝をあげておりますが、4勝をあげている「逃げ」が勝率・連対率・複勝率（40.0%・50.0%・50.0%）の全てでトップです。

該当馬逃げ馬候補

ワンスインナムーン
ナインテイルズ
ダイアナヘイロー

■馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

馬体重は最多の6勝をあげている「-3kg～+3kg」に注目。

■「4歳」＆「5歳」が中心

年齢は「4歳」と「5歳」が1着に3回ずつ、2着に4回ずつと好成績。性別は8勝をあげている「牡馬」が勝利ベースでは中心となりますが、「牝馬」も2着4回、3着3回と馬券圏内率は高いです。所属は9勝をあげている「関西馬」が圧倒的です。

■前走が「スワンS」だった馬に注目

前走は「京洛S」が最多の3勝をあげておりますが、2015年にレースは休止。次いで勝利数の多い「スワンS」に注目です。前走着順は前走が「1着」だった馬が最多の4勝をあげておりますが、「6着以下」も3勝しており、負けた馬が巻き返すケースも少なくありません。

■騎手は「幸英明」に注目

騎手は2勝以上あげている騎手はおりませんが、1着、2着に1回ずつ入着している「幸英明」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。