京成杯AH(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

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過ごしやすい日が続き、秋の季節が感じられるようになった今日このごろ。競馬は先週夏のローカル開催が終わり、今週末からは中央の中山・阪神が開催され、いよいよ秋競馬が始まります。

中山の日曜メインは「京成杯オータムハンデキャップ」が開催。夏の上がり馬や休養明けの馬が集うことが多く、各馬の比較が難しいハンデ戦です。一昨年は二桁人気が2頭も絡んで三連単で222万円と高額配当が飛び出しており、波乱傾向の強い一戦でもあります。

今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に京成杯AHの傾向を探っていきたいと思います。

「2番人気」が好成績!波乱が常に潜むので穴馬にも要注意!

1番人気は3着内が2頭のみと寂しい結果となっており、不振気味。成績が良いのは2番人気で、勝率50%、複勝率80%と優秀です。信頼度は2番人気が断トツで高い結果となっております。

一方で人気薄が台頭するケースも多い同競走。馬単で万馬券以上が3回と、頻繁に荒れるようなレースではありませんが、一昨年は13→11→7番人気と全頭人気薄の決着で大きく荒れました。各々事情の異なるローテで集まる秋初戦のハンデ重賞、波乱は常に潜んでいるということは忘れてはなりませんね。

人気データ
人気成績
1番人気1-0-1-8
2番人気5-1-2-2
3番人気2-0-2-6
4番人気1-1-1-7
5番人気0-0-1-9
6番人気0-2-0-8
7番人気0-2-2-6
8番人気0-1-0-9
9番人気0-0-1-9
10番人気0-1-0-9
11番人気0-1-0-9
12番人気0-0-0-10
13番人気1-0-0-9
14番人気0-1-0-9
15番人気0-0-0-7
16番人気0-0-0-5
オッズデータ
オッズ成績
1.0~1.9倍0-0-0-0
2.0~2.9倍1-0-0-2
3.0~3.9倍1-0-0-3
4.0~4.9倍2-1-0-4
5.0~6.9倍3-1-5-6
7.0~9.9倍2-0-2-11
10.0~14.9倍0-3-2-18
15.0~19.9倍0-2-0-14
20.0~29.9倍0-2-1-11
30.0~49.9倍0-0-0-17
50.0~99.9倍1-1-0-21
100.0倍以上0-0-0-15
馬単/三連単データ
馬単三連単
20073,360円12,070円
200811,790円124,050円
200963,780円677,660円
20107,430円66,000円
20115,320円35,040円
20128,060円59,410円
20132,820円28,410円
20147,360円153,480円
2015138,000円2,227,820円
20163,470円19,430円

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。

予想オッズ
人気馬名予想オッズ
1グランシルク3.2
2ダノンプラチナ4.6
3マルターズアポジー6.2
4ボンセルヴィーソ8.2
5ブラックスピネル10.3
6ロードクエスト13.5
7ダノンリバティ21.3
8ウキヨノカゼ26.6
9マイネルアウラート34.8
10ガリバルディ46.2
11ウインフルブルーム58.5
12アスカビレン62.3
13ダイワリベラル80.2
14トーセンデューク106.4
15オールザゴー136.5
16ストーミーシー168.4
17ロサギガンティア203.1
18ミッキージョイ254.7
19ノットフォーマル290.8
20アドマイヤゴッド398.4

「内枠」&「差し馬」が好走傾向に

コースは中山の芝1600m。スタートから最初のコーナーまでの距離は240mと短く、外枠に入った馬は外々を回らされます。とくに多頭数の外枠は不利になりやすいので注意です。内枠だから有利というわけではありませんが、3着内に入った30頭中1~3枠だった馬は11頭と多く、外に比べると比較的好走傾向にあります。ただ、5枠の成績が一番よく、最多の4勝を挙げております。

脚質は差しが優秀。スタートからゴール前の坂まではずっと下り坂で、オーバーペースで坂を迎えた馬が差し馬に捕まるシーンが目立ちます。先行馬がそのまま雪崩れ込むパターンも多いのですが、2,3歳戦はテンの入りが遅く終いの瞬発力勝負となりやすいのですが、それ以上のクラスとなると淡々としたラップで前々のポジションで競馬をする馬が好走しやすくなってきます。

枠番データ
枠番成績
1枠1-1-0-12
2枠2-3-1-9
3枠0-0-3-15
4枠0-2-0-16
5枠4-1-1-12
6枠1-1-2-14
7枠0-0-2-16
8枠1-1-0-16
脚質データ
脚質成績
逃げ0-0-0-11
先行4-3-2-28
差し4-6-7-35
追い込み1-0-0-36
マクリ0-0-0-0

※2014年の新潟開催を除く

「関屋記念組」中心、前走からの巻き返しにも注意

関屋記念組から進めてくる馬が圧倒的に多く、基本は関屋記念組が中心となります。前走着順は1着馬が6勝しており成績が良いですが、6着以下の馬も合計で14頭絡んでおり、前走凡走した馬の巻き返しも目立っております。

前走データ
前走成績
関屋記念(G3)1-4-5-40
安田記念(G1)1-1-0-2
東京優駿(G1)1-1-0-2
七夕賞(G3)1-1-0-0
クイーンS(G3)1-1-0-0
朱鷺S(OP)1-0-0-17
東風S(OP)1-0-0-0
前走クラスデータ
前走成績
1000万下0-0-0-1
1600万下2-0-0-5
オープン特別3-1-0-38
重賞5-9-10-75
前走着順データ
前走着順成績
1着6-0-1-11
2着1-0-0-14
3着0-1-3-10
4着0-1-2-10
5着0-1-0-4
6~9着1-4-2-35
10着以下2-3-2-38

騎手は「田辺裕信騎手」に注目

騎手で成績が良いのは田辺裕信騎手。

騎手データ
騎手成績
田辺裕信2-1-1-2
横山典弘2-0-0-5
内田博幸1-1-2-2
田中勝春1-1-0-7
津村明秀1-1-0-4
戸崎圭太1-1-0-0