小倉2歳ステークス(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析!
先週から続く2歳重賞。今週の9月3日(日)は小倉で「小倉2歳ステークス」が開催となります。過去の勝ち馬には昨年の勝ち馬で桜花賞馬のレーヌミノル、2006年の勝ち馬でスプリンターズSを優勝したアストンマーチャン、デイリー杯を優勝し2歳重賞を連勝したホウライアキコ、スプリンターズS4着のシュウジなど、短距離戦線だけでなくそれ意外の路線でも活躍した馬も多く輩出しているレースです。
キャリアの少ない馬の出走がほとんどのため各馬の比較が難しい一戦ですが、少しでもデータを集めて考察していきたいと思います。今回も過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に札幌2歳Sのレース傾向を探っていきたいと思います。
中穴狙いに妙味あり
勝ち馬は1~3番人気が8勝を挙げており、勝ち馬については人気サイドが堅実な傾向となっております。2,3着は6~9番人気あたりの中穴がよく絡んでおり、基本は中穴が狙い目です。
大きく荒れた2014年は単勝オッズ100倍台の15番人気が優勝し、2,3着は1,2番人気が入着しておりましたが勝ち馬が配当を一気に引き上げるかたちとなりました。
ただ、基本的には大きく荒れることはなく、人気サイドから中穴までを狙うというのがベター。
人気 | 成績 |
---|---|
1番人気 | 3-3-2-2 |
2番人気 | 4-1-1-4 |
3番人気 | 1-0-1-8 |
4番人気 | 0-0-2-8 |
5番人気 | 1-1-0-8 |
6番人気 | 0-2-1-7 |
7番人気 | 0-1-1-8 |
8番人気 | 0-1-0-9 |
9番人気 | 0-0-1-9 |
10番人気 | 0-1-0-9 |
11番人気 | 0-0-0-10 |
12番人気 | 0-0-1-9 |
13番人気 | 0-0-0-9 |
14番人気 | 0-0-0-8 |
15番人気 | 1-0-0-5 |
16番人気 | 0-0-0-4 |
17番人気 | 0-0-0-3 |
オッズ | 成績 |
---|---|
1.0~1.9倍 | 1-0-1-0 |
2.0~2.9倍 | 0-2-0-1 |
3.0~3.9倍 | 5-1-1-2 |
4.0~4.9倍 | 1-1-1-2 |
5.0~6.9倍 | 0-0-1-7 |
7.0~9.9倍 | 2-0-2-6 |
10.0~14.9倍 | 0-2-0-15 |
15.0~19.9倍 | 0-1-1-6 |
20.0~29.9倍 | 0-1-1-10 |
30.0~49.9倍 | 0-1-1-29 |
50.0~99.9倍 | 0-1-1-19 |
100.0倍以上 | 1-0-0-23 |
年 | 馬単 | 三連単 |
---|---|---|
2007 | 6,060円 | 25,860円 |
2008 | 23,800円 | 58,580円 |
2009 | 4,650円 | 42,450円 |
2010 | 1,300円 | 23,440円 |
2011 | 1,120円 | 36,690円 |
2012 | 5,310円 | 103,020円 |
2013 | 1,630円 | 6,010円 |
2014 | 64,410円 | 472,690円 |
2015 | 1,910円 | 16,700円 |
2016 | 7,850円 | 57,690円 |
予想オッズ
出走予定馬と独自予想オッズになります。
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | アイアンクロー | 3.2 |
2 | モズスーパーフレア | 3.5 |
3 | ヴァイザー | 5.8 |
4 | アサクサゲンキ | 7.5 |
5 | スーサンドン | 8.6 |
6 | フローラルシトラス | 11.4 |
7 | シトリカ | 22.6 |
8 | イイコトズクシ | 33.2 |
9 | バーニングペスカ | 45.6 |
10 | ジュンドリーム | 48.7 |
11 | タイセイソニック | 62.4 |
12 | オーロスターキス | 77.3 |
13 | ナムラバンザイ | 87.2 |
14 | ペイシャルアス | 96.2 |
15 | ルリハリ | 113.9 |
16 | ラブカンプー | 133.5 |
17 | ナムラアッパレ | 190.2 |
18 | ニシノダンテ | 236.8 |
19 | テイエムスグレモン | 295.3 |
「内枠」の「先行馬」が有利
コースは小倉芝1200m。典型的な小回り・平坦コースです。坂の上からスタートし、最初のコーナーまでは479mと長く、ペースは速くなりやすいコースです。
4枠より内の枠から勝ち馬が7頭出ており、内枠が好走しております。最初の直線が長いので、外枠の馬も内の馬に長く競りかけることができるため、外枠もそこまで不利ではありませんが、馬場が悪くない限りコースレイアウト的にもやはり内枠の方が有利になりやすいです。
脚質は先行馬が中心です。最初に一気に加速がしやすく、下り坂となっているためパワーも必要なく、最後の直線も293mと短いので先行馬にとって走りやすい条件となっております。
枠番 | 成績 |
---|---|
1枠 | 0-1-2-11 |
2枠 | 1-1-2-13 |
3枠 | 4-1-1-12 |
4枠 | 2-0-1-15 |
5枠 | 0-0-1-19 |
6枠 | 0-1-0-19 |
7枠 | 2-3-2-13 |
8枠 | 1-3-1-18 |
脚質 | 成績 |
---|---|
逃げ | 0-2-2-6 |
先行 | 6-6-2-25 |
差し | 4-1-4-52 |
追い込み | 0-1-2-37 |
マクリ | 0-0-0-0 |
前走「小倉芝1200m」の馬が好走傾向に
前走は新馬戦組が中心。前走距離は1200mが圧倒的ですが、これはほとんど小倉の芝1200mを走っている馬で、3着内30頭中22頭が前走小倉芝1200mを走ってきた馬です。
前走着順は4着以下はゼロ。3着以内が絶対条件と言えます。
前走 | 成績 |
---|---|
新馬戦 | 3-4-4-45 |
未勝利戦 | 2-2-2-17 |
フェニックス賞 | 2-2-1-31 |
中京2歳S | 1-0-0-1 |
前走距離 | 成績 |
---|---|
1000m | 1-1-0-15 |
1200m | 7-9-9-98 |
1400m | 0-0-1-7 |
1600m | 2-0-0-0 |
前走着順 | 成績 |
---|---|
1着 | 9-10-8-93 |
2着 | 1-0-1-8 |
3着 | 0-0-1-3 |
4着 | 0-0-0-5 |
5着 | 0-0-0-5 |
6~9着 | 0-0-0-5 |
10着以下 | 0-0-0-1 |
「浜中俊」騎手&「和田竜二」騎手
成績が良いのは浜中俊騎手と和田竜二騎手の2人。
騎手 | 成績 |
---|---|
浜中俊 | 4-0-0-3 |
和田竜二 | 3-0-0-5 |
鮫島良太 | 1-0-0-3 |
国分優作 | 1-0-0-1 |
岩田康誠 | 1-0-0-0 |
武豊 | 0-3-1-3 |