京都記念（2021）出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析！

阪神競馬の開幕を飾る重賞は古馬中距離G1を目指す馬達が集結する重賞「京都記念」です。例年京都で行われているレースですが、今年は京都競馬場改修工事の影響で阪神での開催となります。一部当てはまりにくいところがある点をご了承下さい。今回は過去10年間のデータをもとに京都記念の傾向を探っていきたいと思います。

■「6番人気」が好成績も、堅実な決着傾向強め

人気は、「6番人気」が最多の4勝を挙げております。連対数と3着内の回数は「3番人気」が最多となっております。「1番人気」は2勝、「2番人気」は0勝と上位人気の勝率はそこまでですが、複勝率はいずれも60％とまずまずです。また、3着内に入った述べ30頭全てが「6番人気以内」の馬となっており、大穴は絡みません。勝ち馬は「1～6番人気」まで幅広く出ておりますが、3連単の配当も10万馬券以上が0回となっており、堅実な決着傾向が強いです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「先行」が好成績

コースは阪神の芝2200mを使用。例年京都で行われていますが、今年は京都競馬場の改修工事の影響で阪神コースでの開催となります。「枠」と「脚質」については京都で行われたレースの傾向となるため、今年は傾向が当てはまりにくいところがある点をご了承ください。（阪神・芝2200mの傾向はこちら）

枠は「6枠」が最多の3勝を挙げており、連対数は「4枠」と「7枠」が最多タイ、3着内の回数は「8枠」が最多となっています。「1枠」は0勝、「2枠」と「3枠」が1勝ずつとなっており、内枠の勝率が低めです。全体的に外枠の好走が目立っています。

脚質は「先行」が最多の8勝を挙げており、勝利数は断トツです。また、連対数と3着内の回数も最多となっています。勝ち馬は先行馬から狙ったほうが良さそうです。

■馬体重の増減が「+4～+9kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「+4～+9kg」に注目です。

■「5歳」に注目

年齢は、最多の5勝を挙げている「5歳」に注目です。性別は9勝を挙げている「牡馬」が中心となりますが、「牝馬」も2着4回と連までは絡みます。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走レースが「有馬記念」だった馬に注目

前走レースは「有馬記念」と「香港ヴァーズ」が2勝ずつを挙げていますが、今年は香港ヴァーズから来る馬がいませんので、有馬記念に注目したいと思います。前走着順は「6着以下」だった馬が5勝を挙げており、3着内も12頭と多いため、前走で掲示板外に敗れた馬にも十分警戒する必要がありそうです。

■騎手は「武豊」に注目

騎手は「武豊」と「M.デムーロ」の2名の騎手が2勝ずつを挙げていますが、今年はデムーロ騎手の騎乗予定がありませんので、武豊騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。