【仁川S予想2021】地方出戻りの“気分屋”ロードレガリス、ここでは逆らえない

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今週の阪神土曜メインはダート2000mで行われるリステッド競走「仁川ステークス」。中距離のオープン競走は中央開催ではレース数が限られているのと、ハンデ戦ということもあって例年激戦が繰り広げられている一戦だ。

そんな激戦レースで今年注目を集めそうなのは、前走アルデバランSを快勝し、連覇を果たしたロードレガリスだ。

昨年のアルデバランS勝利以降は思わぬ苦戦が続いていたが、前走は後方追走から向正面で押し上げ、外々を回って差し切って快勝と強い競馬で復活Vを果たした。

「走る気になれば強い」という気まぐれな部分があるので狙い難い馬ではあるが、前走はスタートで落鉄しながらも最期はしっかり追い比べを制してくれて、ようやく馬が走り気を取り戻してくれた印象を受けた。中2週と間隔を開けずに出走してきたのも、今のうちに走らせたいという陣営の想いからではないだろうか。

昨年は破竹の6連勝でアルデバランSを制し、その末脚はすでに重賞級という声も聞かれ、“第2のインティ”との呼び声も高かった期待馬でもあるロードレガリス。ハンデはトップハンデの57kgで今回も走ってくれるという確証はないが、地方出戻りの気分屋ホース、という肩書きだけでファンになってしまいそうな魅力的な馬で、大井の頃から追いかけていた身としてもここは連勝して重賞戦線へと復帰してもらいたい。

単勝オッズ1倍台が濃厚が人気馬となりそうだが、ここで逆らうレベルの馬ではないと見る。