今週は秋の天皇賞、マイルチャンピオンを目指す馬の最適のたたき台と言える「毎日王冠」が東京競馬場で開催されます。1着馬には天皇賞秋の優先出走権が与えられますが、天皇賞秋以外にもジャパンCやマイルチャンピオンシップといったその他の秋のビッグレースへも繋がる重要な一戦です。

今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に毎日王冠のレース傾向を探っていきたいと思います。

■2,3番人気が不審傾向に

「1番人気」は最多の4勝をあげており、勝率ベースでは断トツです。ただ、2,3番人気の複勝率はいずれも20%と低く、昨年は1番人気のソウルスターリングが圏外に飛んで敗れるなど、人気馬が飛ぶケースも少なくありません。2,3着には人気薄が絡むことも多いので特に注意が必要です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「4枠」＆「逃げ馬」が好成績

コースは東京競馬場の芝1800mを使用。枠番の有利不利は少なく、極端な傾向はありません。連対率・複勝率では「4枠」がトップです。脚質は、「差し馬」が最多の5勝をあげ、馬券圏内の頭数も一番多いです。ただ、「逃げ馬」は勝利こそ1勝のみですが、複勝率は50%と好成績です。

該当馬逃げ馬候補

アエロリット

■馬体重は「+4～+9kg」に注目

馬体重は、最多の4勝をあげ、勝率・連対率・複勝率の全てがトップの「+4～+9kg」に注目。

■「4歳馬」に注目

年齢は、最多の3勝をあげ、馬券圏内の頭数が一番多い「4歳馬」に注目。性別は9勝をあげている「牡馬」が中心で、所属は7勝をあげている「栗東」が中心となります。

■前走が「エプソムC」だった馬に注目

前走は、最多の3勝をあげている「エプソムC」に注目。前走着順は、最多の4勝をあげ、馬券圏内の頭数が一番多い「前走1着馬」に注目。

■騎手は「福永祐一」に注目

騎手は最多の3勝をあげている「福永祐一」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。