いよいよ春の障害レースの最高峰「中山グランドジャンプ」が行われます。障害界の王者・オジュウチョウサンが現在3連覇を果たしており、今年は史上初の4連覇となるかが最大の見どころとなりそうです。また、昨年の2着馬のアップトゥデイトは同レースに3度馬券圏内に入っており、リピーターの活躍が目立っております。今回は過去10年間のデータをもとに中山グランドジャンプの傾向を探っていきたいと思います。

■「2番人気」は複勝率80%、上位人気が堅実

「1番人気」は最多の4勝を挙げ、勝率（40%）がトップで、「2番人気」が複勝率（80%）でトップです。なお、連対率（60%）は「1,2番人気」がいずれも同率トップです。「9番人気以下」は3着内が0頭で割り引き（0-0-0-50）。上位人気馬は堅実で、比較的順当な決着となる傾向にあります。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「先行馬」が好成績

コースは中山競馬場の障害4250mを使用。「7枠」が最多の4勝を挙げており、勝率（20％）がトップです。「6枠」が連対率（33.3%）と複勝率（33.3%）でトップです。勝ち馬は全て「5枠」より外で、「外枠」の好走が目立っております。脚質は、「先行馬」が8勝を挙げており、勝率（27.6%）、連対率（44.8%）、複勝率（58.6%）の全てでトップです。

該当馬先行馬候補

オジュウチョウサン
ニホンピロバロン
ミヤジタイガ
ヤマニンシルフ

■馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

馬体重は、最多の4勝を挙げている「-3kg～+3kg」が勝率（9.1%）、連対率（22.7%）、複勝率（31.8%）の全てでトップです。

■「5歳馬」が好成績

年齢は、「5歳馬」が最多の5勝を挙げており、勝率（17.9%）、連対率（21.4%）、複勝率（35.7%）の全てでトップです。性別は、「牝馬」の出走はほとんどなく、「牡馬」が中心となります。所属は、6勝を挙げている「関東馬」がやや優勢。

■前走が「ペガサスJS」だった馬に注目

前走は、最多の4勝を挙げている「ペガサスJS」に注目。前走着順は、「1着馬」が最多の5勝を挙げており、3着内の回数も最多です。

■騎手は「石神深一」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「石神深一」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。