【京都記念2016予想】脱・一発屋!バレンタインはワンアンドオンリー
2月14日(日)はバレンタイン。男性にとっては喜びも感じれば、悲しみも感じることの多い日となるでしょう。そんな特別な日に開催される今週の重賞レースは京都の京都記念(京都、芝2200m)。昨年2015年の同競走の覇者はラブリーデイ。京都記念での勝利を皮切りに、春は宝塚記念と秋は天皇賞秋の2つのG1レースを制覇し、見事2015年の最優秀4歳以上牡馬に選ばれた。強い馬を出したレースなだけに見逃せない一戦である。
ダービー馬・ワンアンドオンリー、今年の初戦は京都記念から
さて、今年は前走日経新春杯で2馬身差で快勝してみせたレーヴミストラルや、重賞2連勝中と波にのるヤマカツエースといった人気上位の有力馬が揃って盛り上がりを見せる。勢いのある4歳馬たちに注目が集まるが、今回筆者がとくに注目したいのは2014年のダービー馬、ワンアンドオンリーだ。ダービーで1番人気のイスラボニータとの一騎打ちを制し、その後の神戸新聞杯でも快勝して重賞を2連勝。しかしそれ以降勝ち星を上げることが出来ておらず、昨年3月のドバイシーマCで3着に入着してから6レース走っているが、どれも掲示板外(6着以下)という残念な結果が続いている。ダービーでは強い印象を見せて勝っただけに、レース以来追い続けているファンも多くいるのではないだろうか。「一発屋の臭いがする」という声もチラホラと聞くが、そろそろダービー馬の意地を見せてほしいところである。後に大舞台で活躍した馬を輩出している京都記念を制して今年は華麗なる復活劇を演じていただきたい。
レースはバレンタインデー当日ということで世の女性は想いを伝えたい男子に手作りチョコなんかを渡したりするが、単に「手作り」であることを伝えるのではダメだ。「あなただけ」という言葉をしっかり添えるのだ。男は「あなただけ」というオンリーワンのフレーズに弱い。弱すぎるのだ。筆者のこの日の本命は「ワンアンドオンリー」と決めている。そう、あなただけだ。