【総武ステークス予想2026】ルヴァニュニベール巻き返しへ、人気落ちなら妙味十分
公開: 2026/03/04 12:27

今週日曜の中山競馬10レースに組まれているのは、ダート1800mで行われる4歳以上オープンの別定戦「総武ステークス」が開催。春のダート路線を占う一戦として注目を集めるレースだ。
今年はフルゲート16頭に対して登録は15頭。除外はなく、登録全馬が出走可能という顔ぶれとなった。
中心的存在はアマンテビアンコである。3歳時に雲取賞・2着から羽田盃を制し、南関東三冠の一冠目を獲得。その後は約2年の長期休養に入り、今回が復帰初戦となる。ヘニーヒューズ産駒で、明け5歳。キャリアはわずか5戦ながら3勝を挙げている素質馬だ。
実績面では上位だが、今回は長期休養明けで58キロを背負う厳しい条件。騎乗経験のあるルメール騎手が手綱を取る予定で上位人気は必至だが、仕上がりやレース勘を含めて取捨は難しい存在である。
芝からの転戦組で注目したいのがミアネーロだ。紫苑ステークス・2着から秋華賞に挑戦し、4番人気で6着に健闘した実績を持つドゥラメンテ産駒である。今回はダートへ初挑戦となる見込みで、昨年の中山牝馬ステークス以来となる津村騎手とのコンビで臨む予定だ。
血統的には芝で結果を残している兄姉が多く、本質的には芝向きと見る向きもある。しかしパワー型の血を内包しており、ダート適性を示しても不思議はない。未知の魅力を秘めた存在である。
伏兵として面白いのがルヴァニュニベールだ。ホッコータルマエ産駒で明け4歳。レパードステークス2着の実績があるが、その後は馬券圏内から遠ざかっている。ただし前走の太秦ステークスでは2番人気に支持されており、能力が見限られたわけではない。
今回は休み明けで人気を落とす可能性が高く、地方の矢野騎手を確保しての参戦となる。展開ひとつで上位進出があっても不思議ではなく、馬券妙味という点では魅力的な一頭である。
実績馬の復帰戦、芝実績馬のダート挑戦、そして巻き返しを狙う実力馬と、見どころの多い一戦。総武ステークスは春のダート戦線に向けた重要な試金石となる。

