【安田記念2026予想】高松宮記念4着をどう見るか?パンジャタワー浮上の理由
公開: 2026/06/06 05:00

日曜の東京メインは春のマイル王決定戦・安田記念が行われる。
実績馬、上がり馬、海外帰りの実力馬が入り乱れる中で、筆者が注目しているのがタワーオブロンドン産駒の4歳牡馬パンジャタワーだ。
パンジャタワーは昨年のNHKマイルカップを制したG1馬であり、今年のメンバーの中でも数少ないマイルG1勝ち馬の一頭である。しかし、今回注目したいのは過去の実績だけではない。
むしろ重要なのは、この馬が今後のマイル・短距離路線を担う存在になれるだけの資質を備えている点だ。昨年のNHKマイルカップ制覇後はキーンランドカップを勝利。その後は海外遠征に挑戦し、国際舞台でも経験を積んだ。結果は2戦連続5着だったが、慣れない環境の中で大きく崩れなかったことは評価できる。
そして帰国初戦となった高松宮記念では4着。勝利こそ逃したものの、海外遠征明けという難しいローテーションを考えれば十分に内容のある競馬だった。特に直線では最後まで脚を伸ばしており、一線級との能力差を感じさせない走りを見せている。
今回はそこからさらに状態面の上積みが見込める一戦。海外遠征後の調整過程を経て迎える2戦目だけに、本来のパフォーマンスに近づく可能性は高い。
さらに見逃せないのが舞台設定である。パンジャタワーは東京競馬場で2戦2勝。NHKマイルカップを含め、これまで一度も敗れていない。広いコースで末脚を存分に発揮できる東京マイルは、この馬の能力を最大限に引き出せる条件と言っていいだろう。
また、鞍上を務める松山弘平騎手にも注目が集まる。先週の日本ダービーを制し、大舞台で最高の結果を残したばかり。ダービージョッキーとなった勢いそのままに、春のマイル王決定戦へ挑むことになる。
G1馬として迎える4歳シーズン。海外遠征という貴重な経験を積み、短距離路線でも結果を残してきたパンジャタワーにとって、今回の安田記念は単なるG1挑戦ではない。マイル路線の新たな主役候補として、その存在感を改めて示す舞台である。得意の東京で再び輝きを放ち、2つ目のG1タイトルを手にする姿を期待したい。

