【中山牝馬S予想2026】データが示す伏兵馬は?注目は充実5歳勢
公開: 2026/03/04 17:50

今週土曜の中山競馬メインは、芝1800mで行われる牝馬限定ハンデ重賞の「中山牝馬ステークス」である。4歳以上オープンによるG3戦で、今年はフルゲート16頭に対し18頭が登録。例年通り、出走権争いから激しい一戦となる見通しだ。
過去10年のデータを振り返ると、1番人気馬には鬼門のレースとなっている。最高着順は2着2回にとどまり、勝利はない。一方で2番人気以下はまんべんなく白星を挙げており、波乱含みの傾向が顕著だ。今年も上位人気馬の取捨が馬券の分かれ目となる。
所属別では関東馬が4勝、関西馬が6勝とほぼ互角。世代別では5歳馬が6勝で中心的存在となっている。4歳馬が3勝で続き、6歳以上は2019年のフロンテアクイーンを最後に勝利がない。今年も年長馬には厳しいデータが並ぶ。
注目は5歳世代だ。キズナ産駒アンゴラブラックは、アイルランドトロフィー・2着、中山金杯・2着と勝ち切れない競馬が続くが、いずれも水準の高い内容である。安定感は世代上位であり、重賞制覇へあと一歩の位置にいる。手綱を取る戸崎圭太はこのレースで4勝中2勝を挙げる得意舞台。相性の良さを武器に初タイトル奪取を狙う。
同じく5歳のドゥラメンテ産駒ニシノティアモも勢いがある。3勝クラス、福島記念と連勝中で充実期に突入している。中山芝では2戦未勝利だが、今年重賞戦線で存在感を示す津村明秀が引き続き騎乗予定。勢いをそのままに重賞連勝を狙う構えだ。
波乱傾向、世代データ、勢いある上がり馬。多くの要素が交錯する今年の中山牝馬ステークスは、例年以上に読み応えのある一戦となる。牝馬路線の春を占う重要なハンデ戦から目が離せない。

