【関ケ原ステークス2025予想】復活を期すグランヴィノス、兄姉に続けるか?

7月26日(土)の中京競馬場では、芝2000メートルで行われる3歳以上3勝クラスの定量戦「関ケ原S」が開催。
注目はシュヴァルグラン、ヴィブロス、ヴィルシーナを兄姉に持つ良血馬グランヴィノスだ。デビュー戦を快勝したのち、京都2歳ステークスでは1番人気に推されながらも6着に敗れた。その後、青葉賞でクラシックへの道を絶たれたものの、古馬戦に転じてからは1勝クラス、2勝クラスを連勝。前走・難波ステークスでも2着に好走し安定した成績を残している。
今回は約17か月ぶりの復帰戦となるうえ、中京芝コースは初参戦。左回りの経験も青葉賞のみと不安材料はあるが、メンバー構成を見れば実力は明らかに上位で、いきなりの勝ち負けが期待される。鞍上は坂井騎手が予定されている。
また、キズナ産駒のヴィレムも侮れない存在だ。前走の垂水ステークスでは昇級初戦ながら4番人気で3着に入り、このクラスでのメドを立てた。中京芝コースでは勝利経験もあり、唯一の敗戦は神戸新聞杯という格上相手の一戦。今回は条件戦であり巻き返しが期待される。引き続き松山騎手が手綱を取る予定だ。
なお、今週からは新潟・中京の2場開催がスタートするが、暑熱対策としてメインレースが第7レースに繰り上げられている点にも留意すべきだ。5レース終了後から午後3時ごろまで競馬が中断されるスケジュールとなっており、来場や観戦の際は時間配分に十分注意したい。一方、札幌開催については例年通り、第11レースがメインに据えられている。

