社台レースホース、荒稼ぎの夏
この夏やたら勝負服を見掛けるし、やたら勝っている印象が2, 3週前からあったのだが、タイムリーに新潟2歳Sも勝ち、この夏そして今年ということでも中京記念、小倉記念に続き重賞3勝目を挙げた。
調べると北海道シリーズの開幕6/18からを夏としてカウントした場合先週までで26勝もしており、今年のトータル勝利数が58勝なので実に半数近くがこの間の勝利になる。同じ期間で見るとサンデーレーシングが20勝、キャロットファームが18勝なので鬼のいぬ間に固め打ちした印象である。
ただ夏の大一番札幌記念ではやはりというかノーザン系が上位独占という状況だったし、上級馬、有力馬の多くは休んでいる夏季で番組編成上も勝ち星の多くは未勝利や500万下になる。
裏を返せばそれだけ素質馬が下級条件に埋もれていた、夏休みが取れる上級馬が少ない、とも言えるので手放しでは褒められない気もする。
しかしそれでも単純にこの勝利数はすごいし、下級条件ではやはり能力上位の馬が多いのだろう。重賞を勝った3頭はまた重賞やGⅠで、クラスが上がる各馬もノーザン系の各馬が戻ってくるであろう秋以降真価が問われることになる。