紫苑ステークス(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析!
気温も涼しくなり、過ごしやすい季節となってきました。今週末から中山・阪神競馬が開催され、いよいよ秋競馬が開催となります。中山の初日を飾る土曜メインの重賞は「紫苑ステークス」です。
このレースは去年G3に格上げされたばかりのレースで、今年で開催2回目と重賞としてはまだ新しいレースです。格上げされたことと秋華賞への優先出走権が2着から3着までとなった以外は開催時期もコースも距離も変わりはありません。
重賞として開催された過去1年のデータだけでは傾向も何も分かりませんので、今回はオープン特別だったころの紫苑Sの過去9年のデータと、去年G3として開催された第1回目の紫苑Sのデータを合わせた過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にレース傾向を探っていきたいと思います。
上位人気の信頼度はそこまで、夏の上がり馬にも注意が必要
1~3番人気内からの勝ち馬は3頭のみで、4~6番人気内からは5頭と、上位人気よりも中穴人気あたりの好走率が高くなっております。
大きく荒れたのは2009年と2011年で、2009年は前がやり合い息の入らない流れで二桁人気が抜け出し優勝、2011年は休み明けの人気上位が先行するもこぞって直線坂で後退し、夏の上がり馬が台頭。
基本的に開幕週は速い時計の出るコンディションである場合がほとんどで、どの馬も好走する可能性があります。上位人気の信頼度はそこまでといった感じで、前走大きなレースを走っている実績馬でも疑ってかかった方が良さそうです。
人気 | 成績 |
---|---|
1番人気 | 2-1-2-5 |
2番人気 | 1-3-0-6 |
3番人気 | 0-1-0-9 |
4番人気 | 2-2-1-5 |
5番人気 | 2-1-2-5 |
6番人気 | 1-2-2-5 |
7番人気 | 0-0-1-9 |
8番人気 | 1-0-1-8 |
9番人気 | 0-0-0-10 |
10番人気 | 0-0-0-10 |
11番人気 | 1-0-0-9 |
12番人気 | 0-0-1-8 |
13番人気 | 0-0-0-9 |
14番人気 | 0-0-0-8 |
15番人気 | 0-0-0-8 |
16番人気 | 0-0-0-6 |
17番人気 | 0-0-0-4 |
18番人気 | 0-0-0-3 |
オッズ | 成績 |
---|---|
1.0~1.9倍 | 0-0-1-0 |
2.0~2.9倍 | 0-1-0-2 |
3.0~3.9倍 | 1-0-1-2 |
4.0~4.9倍 | 1-1-0-3 |
5.0~6.9倍 | 1-3-0-12 |
7.0~9.9倍 | 3-3-1-11 |
10.0~14.9倍 | 3-2-5-6 |
15.0~19.9倍 | 0-0-1-9 |
20.0~29.9倍 | 0-0-0-11 |
30.0~49.9倍 | 1-0-0-20 |
50.0~99.9倍 | 0-0-1-25 |
100.0倍以上 | 0-0-0-26 |
年 | 馬単 | 三連単 |
---|---|---|
2007 | 3,770円 | 35,400円 |
2008 | 4,410円 | 10,900円 |
2009 | 49,040円 | 488,650円 |
2010 | 4,730円 | 16,660円 |
2011 | 8,490円 | 431,040円 |
2012 | 3,510円 | 48,520円 |
2013 | 5,140円 | 49,900円 |
2014 | 4,730円 | 62,570円 |
2015 | 8,440円 | 84,840円 |
2016 | 2,230円 | 14,590円 |
予想オッズ
出走予定馬と独自予想オッズになります。
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | ディアドラ | 2.6 |
2 | ホウオウパフューム | 3.2 |
3 | ルヴォワール | 6.7 |
4 | ライジングリーズン | 7.2 |
5 | サロニカ | 10.2 |
6 | カリビアンゴールド | 16.7 |
7 | ポールヴァンドル | 19.4 |
8 | ハナレイムーン | 22.6 |
9 | ブラックオニキス | 32.6 |
10 | ナムラムラサキ | 44.2 |
11 | マナローラ | 57.4 |
12 | シーズララバイ | 64.3 |
13 | プリンセスルーラー | 80.2 |
14 | レッドミラベル | 97.3 |
15 | ミッシングリンク | 110.9 |
16 | エバープリンセス | 148.5 |
17 | ジッパーレーン | 208.1 |
18 | ドリームマジック | 278.7 |
19 | カジュマル | 325.8 |
20 | ワラッチャウヨネ | 398.4 |
21 | シンボリジュネス | 439.3 |
22 | ナルハヤ | 501.1 |
23 | フレスコパスト | 522.6 |
「真ん中の枠」&「差し馬」有利
コースは中山の2000m。小回りでカーブがきつく、外を回る差し・追込み馬は距離ロスが大きくなりやすいです。内枠の成績の方が若干良いですが、最内の1枠からは勝ち馬は出ておらず、中枠の5枠の好走率が高くなっております。
脚質は差しが決まっておりますが、差し馬でも外枠に入った場合は注意が必要です。
枠番 | 成績 |
---|---|
1枠 | 0-2-2-10 |
2枠 | 1-1-0-14 |
3枠 | 1-1-2-13 |
4枠 | 1-0-0-16 |
5枠 | 3-2-1-10 |
6枠 | 1-0-3-14 |
7枠 | 1-2-1-16 |
8枠 | 1-1-0-19 |
脚質 | 成績 |
---|---|
逃げ | 1-1-0-9 |
先行 | 2-1-2-25 |
差し | 5-7-5-43 |
追い込み | 0-0-2-34 |
マクリ | 1-0-0-1 |
※2014年の新潟開催を除く
「1000万下」&「オークス」組に注目
1000万下組の成績が良いですが、去年は前走オークス組が1,3着に入着しており、重賞組も注意が必要です。とくにオークス組の好走が目立っております。重賞へ格上げされたことで前走の傾向は少しずつ変わってくる可能性が高いです。
前走は1600mが意外と好走しております。前走着順は上位着順が中心ですが、6~9着の好走も多く、中でも9着の好走率が高くなっており(3-0-1-9)、巻き返しも目立っております。
前走 | 成績 |
---|---|
村上特別(500万下) | 2-0-0-0 |
信濃川特別(1000万下) | 2-0-0-0 |
優駿牝馬(G1) | 1-0-4-18 |
大倉山特別(1000万下) | 1-0-0-2 |
桜花賞(G1) | 1-0-0-2 |
関東オークス(G2) | 1-0-0-1 |
小豆島特別(1000万下) | 1-0-0-0 |
前走 | 成績 |
---|---|
500万下 | 3-4-6-65 |
1000万下 | 4-3-0-16 |
1600万下 | 0-0-0-1 |
オープン特別 | 0-1-0-5 |
重賞 | 2-2-4-32 |
前走距離 | 成績 |
---|---|
1200m | 0-0-0-3 |
1400m | 0-0-0-2 |
1600m | 4-0-0-10 |
1800m | 2-6-5-51 |
2000m | 2-3-1-25 |
2100m~ | 2-1-4-24 |
前走着順 | 成績 |
---|---|
1着 | 3-5-3-32 |
2着 | 1-1-1-9 |
3着 | 2-0-0-12 |
4着 | 1-0-1-9 |
5着 | 0-1-1-5 |
6~9着 | 3-1-3-25 |
10着以下 | 0-2-1-35 |
騎手は「吉田豊騎手」に注目
騎手は吉田豊騎手の成績が良いです。
騎手 | 成績 |
---|---|
吉田豊 | 2-1-0-5 |
内田博幸 | 1-0-1-5 |
松岡正海 | 1-0-1-7 |
北村宏司 | 1-0-1-8 |
戸崎圭太 | 1-0-0-5 |
川田将雅 | 1-0-0-1 |