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【スパーキングレディーカップ予想2025】先手取れるアンモシエラか?差しのテンカジョウか?

2025/07/07 16:06
【スパーキングレディーカップ予想2025】先手取れるアンモシエラか?差しのテンカジョウか?

ダートグレード連勝中の勢いを携え、川崎1600mに挑むテンカジョウは優勝の有力候補。

前走エンプレス杯で2000m超を克服し、2走前の兵庫女王盃でも1870mを快勝。今、まさに絶好調と言っていい状態だ。

しかし、今回の1600mは未知の距離であり、やや忙しい印象は否めない。距離適性がどう出るかが勝敗のカギを握る。

エンプレス杯ではスタートを無難に決め、有力馬を前半からしっかりと視野に入れる競馬を展開。オーサムリザルトが折り合いを欠いて内に入ったタイミングを逃さず、外から早めに進出して蓋をする形に持ち込んだ戦術は巧みだった。展開がハマった面はあるにせよ、自ら動いて勝ち切る内容は地力強化の証。走破時計も優秀で、単なる展開頼りではなく、自在性を備えた馬へと成長している。

2走前の兵庫女王盃ではスタートで出遅れるも、スタンド前で強気に押し上げ、向こう正面ではやや後手を踏みながらも着実に追走。直線では他馬を地力でねじ伏せ、2馬身差の圧勝。堂々たる重賞制覇であり、世代交代を象徴する一戦だった。

今の川崎競馬場は時計がかかる傾向が強く、テンカジョウのように持久力とパワーを兼ね備えたタイプには向いている舞台設定と言える。加えて、8枠9番という外枠も、内で揉まれるリスクを考えればむしろプラス材料。揉まれずに自分のリズムで運べる外目のポジションからの競馬が見込める。

出走メンバーを見ると、逃げ・先行馬が揃っており、展開的には差し馬に有利な流れになる可能性が高い。実際、昨年も後方待機策からアーテルアストレアが差し切っており、このレースは一貫して消耗戦になりやすい傾向がある。テンカジョウにとっても展開は追い風だ。

一方、1600mという距離においては、先手を取れるスピード型のアンモシエラが展開面で有利と見る向きもある。馬券的にはアンモシエラからの馬単を抑える手も一考だが、テンカジョウがこれまでに見せてきた競馬内容を考えれば、距離を克服しての戴冠も十分視野に入る。

スピードの壁を乗り越え、テンカジョウが真の王者となれるか。目が離せない一戦だ。

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