【阪神大賞典2024予想】鉄板級の軸馬!長距離で抜群の安定感を誇るテーオーロイヤル

天皇賞・春を占う上で見逃せない一戦となる長距離G2「阪神大賞典」がいよいよ開催。

まずは何と言っても長距離適性の高い馬を有力視する必要があるこの一戦。3000m以上を使ってきた馬で、それなりの実績を挙げてきた馬から狙うとなると、前走のダイヤモンドSを快勝して駒を進めてきたテーオーロイヤルは外せない。

ダイヤモンドSは2022年・1着、2024年・1着と隔年で2勝を挙げており、2走前のステイヤーズSでも2着と長距離重賞戦線で活躍してきたステイヤーだ。3000m以上のレースは【2-1-1-0】でオール馬券圏内。阪神コースも【3-0-1-1】と好成績で、馬券圏外に敗れた一戦も4着と崩れてはいない。

前走のダイヤモンドSは道中1番人気のサリエラをピタリとマークして5番手好位を追走。直線はライバルとの叩き合いに持ち込み、上がり最速の脚を使ってクビ差競り勝って快勝。2走前のステイヤーズSは長期休養明け2戦目で、中3週でも雰囲気は良かった。道中は6~7番手をスムーズに折り合って脚を溜め、追い上げ態勢に入ってからは脚色が最後まで鈍ることなく、上がり最速の脚で2着に好走。

昨年2月に放牧先で骨折して春夏は離脱していたが、近2戦で見せたパフォーマンスは骨折前以上の内容で、完全復活を遂げたと言って良い。

勝負どころでちゃんとついて回れて、確実に終いの脚を使える堅実タイプ。瞬発力勝負、持続力勝負のどちらでも上位争いができ、長距離戦における安定感も抜群だ。勝ちきれるかどうかという点における信頼度は高いというわけではないが、ここは軸馬にピッタリな1頭と言って良いだろう。