【京都新聞杯2019予想】きさらぎ賞組の期待馬、タガノディアマンテで間違いなしか
トライアルではありませんが、1,2着であれば収得賞金によりダービー出走も可能になる3歳戦、京都新聞杯が今週の京都競馬場で開催されます。ダービートライアルであるプリンシパルステークスや青葉賞が優先出走枠を削られてしまったため、2着では賞金加算もならないプリンシパルSよりもトライアルとして魅力的とも言えるレースです。
今回の登録メンバーで期待したいのが、皐月賞でも人気薄ながら6着に食い込んだ、きさらぎ賞2着馬タガノディアマンテです。これまで6戦して5人の騎手が騎乗してきましたが、誰が乗っても人気以上の結果を残しており、実力の正しく評価されにくい馬です。今回はさすがに上位人気が予想され、馬券検討の上では欠かせない1頭と言えるでしょう。
同じきさらぎ賞で3着だったランスオブプラーナは後に毎日杯を制しており、勝利したダノンチェイサーは今週のNHKマイルカップで有力馬の1頭と、ハイレベルな一戦だったことが伺えます。
その他、これまで戦ってきた相手関係を見ると、今回有力視されている弥生賞3着のブレイキングドーン、サトノソロモンあたりに引けを取らない戦績を残しています。
皐月賞で5着以内であれば使わずに済んだレースですが、現状1勝プラスきさらぎ賞の2着という賞金では秋以降を見据える上でも心もとない賞金状況。ここで2着以内に入ればダービー出走はおそらく問題なしで、同じ京都で開催の菊花賞にも近づけるだけにここで何とか賞金の上積みを図りたい陣営の思惑もありそうです。
未勝利脱出直後の新星で強さが掴みきれていないトーセンスカイやフランクリンなどもおり大混戦となりそうな今回ですが、単勝人気も割れそうなためタガノディアマンテの単勝から勝負したいと思います。