【皐月賞2018予想】一年おきに見られる皐月賞馬の法則、今年も通用するか?
登録時点で17頭とフルゲート割れ確実の皐月賞。今年はダノンプレミアムに対する諦観があったのか、新設重賞の葵ステークスによって芝路線が充実してきた結果か定かではありませんが、せっかくの3歳クラシック、フルゲートで見たかったというのが一ファンとしての素直な意見です。ただ、18頭登録があったとしても先週の桜花賞のアマルフィコーストのように直前回避になってしまったり、多めの登録は超過分の出走馬の調整が難しかったり、ハイレベルな馬が多数無事に揃うというのは中々に難しいものだと感じます。
そして、ダノンプレミアムが早々に回避することに落胆した方も多かったことかと思いますが、アーモンドアイが桜花賞を勝利したことでにわかに活気付き出したのが種牡馬ロードカナロア。ステルヴィオで皐月賞を勝利しいきなりのW受賞となるかに注目が集まります。
とは言えダノンプレミアムがいなくなったことで主役不在となってしまった感は否めません。混戦模様を呈しており軸馬選定に苦労する方も多いのではないでしょうか。そこで、オカルトと言えるかもしれませんが、一つ参考になるデータが「共同通信杯勝ち馬が一年おきに皐月賞馬になる」という法則。
もちろん何十年にも及ぶものではありませんが、2012年のゴールドシップから始まり2014年イスラボニータ、2016年ディーマジェスティと隔年で皐月賞馬を輩出している共同通信杯。今年の優勝馬オウケンムーンももちろん参戦してきます。こちらはアーモンドアイと同じ国枝厩舎の管理馬ということで非常に良い流れできています。
新馬戦こそ落としたものの、そこから3連勝でここまで来ていますが、父オウケンブルースリという血統から人気はそこまで受けないのではないかと推察できます。皐月賞馬を除いてもリアルスティール、スワーヴリチャードと出世馬が多く登竜門としてきた共同通信杯出身のオウケンムーン。馬券妙味もあると思われます、ぜひ馬券検討のご参考にしてみてください。