【JRA有馬記念2023】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開
暮れのグランプリレース「有馬記念」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回はその中でもとくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみましたので、予想の際にお役立てください。
ドウデュース(牡4、友道康夫厩舎)
12/13(水)栗東・CW(やや重)7F99.0-6F82.8-5F67.5-4F52.0-2F22.0-1F11.0(強め)
武豊騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。3歳オープンで同じ有馬記念に出走する僚馬のハーパーと古馬3勝クラスのミスフィガロを追走。最後方で前を見ながらピタリと折り合うと、直線は最内から豪快に伸びてラスト1F11.0の脚で取り付いて併入しました。道中は気負わずしっかりと鞍上と折り合い、直線へ向けての手前替えもスムーズでした。長めにやってラスト2Fを11.0-11.0という圧巻の好ラップでまとめたのは高く評価できます。秋3戦目でもまだまだ元気で、万全の態勢を印象付けています。
スターズオンアース(牝4、高柳瑞樹厩舎)
12/14(木)美浦・W(良)5F66.3-1F11.4(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。2歳1勝クラスの僚馬テリオスサラと、3歳1勝クラスのリュクススティールの2頭を最後方から追走。ジワジワと差を詰めて直線は内に入って強めに追われると、抜群の反応を見せて交わしてそれぞれ2馬身つきはなして最先着でゴールしました。中3週と間隔が詰まったローテーションでも疲れは一切見られず、短期放牧でしっかりリフレッシュできた様子。課題であったモタれる面もほぼなくなり走りはスムーズです。デビューしてから一貫して高いレベルで好調を持続してきており、今回も引き続き好状態でレースに臨めそうです。
ジャスティンパレス(牡4、杉山晴紀厩舎)
12/13(水)栗東・CW(やや重)6F80.3-5F65.9-4F51.8-3F37.3-2F23.4-1F11.8(一杯)
横山武史騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬マチカゼを2馬身先行させ、道中はやや速めのラップながら後ろでしっかりと折り合って追走。直線は外から重い馬場ながらラスト1F11.8のキレを見せ、一瞬にして相手を4馬身突き放して先着しました。6Fの80.3も馬場を考えると優秀で、直線も一杯に追われて負荷がかけられました。秋初戦の前走、天皇賞・秋も休み明けながら好状態を印象付けていましたが、時計を縮めてきていますし、叩き2走目の上積みも見込める今回はまさに態勢万全といった様子です。