【チャンピオンズカップ2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開
ダート界の頂上決戦「チャンピオンズC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
レモンポップ(牡6、田中博康厩舎)
11/20(水)美浦・W(良)6F79.5-1F11.5(馬なり)
坂井瑠星騎手を背に美浦坂路で2頭併せ。3歳3勝クラスの僚馬ルージュアベリアを2馬身追走し、直線で仕掛けられると、ラスト1F11秒5の脚で外から交して3馬身突き放して先着しました。普段から調教ではよく動くタイプですが、ラストランのここでも相変わらずしっかりと時計を出して併せ馬を圧倒と、近走の中でもとくに濃い内容の追い切りを消化してきました。鞍上の坂井騎手は翌日に園田のビッグレースが控えている中でも栗東から駆けつけて追い切りに乗ってと、高い本気度を持った姿勢も好感が持てます。有終の美へ向けて、余念のない仕上げで臨めそうです。
サンライズジパング(牡3、音無秀孝厩舎)
11/20(水)栗東・坂路(良)4F55.6-1F13.2(馬なり)
栗東坂路で単走。ゆったりと入ってしまいも軽く流すかたちでラスト1Fは13秒2をマークしてゴール。リズムを重視した追い切りでしっかりと折り合えており、時計は出さずとも軽快なフットワークで駆け上がって素軽さを見せました。秋は今回で4戦目とレース数は使われており、間隔も短いので強めの負荷は必要なし。疲れは全く見られず、高いレベルで好調を維持できている印象です。大きな上積みは見込めませんが、近走の好調ぶりがキープできているなら有力視せざるを得ない1頭でしょう。
ガイアフォース(牡 5、杉山晴紀厩舎)
11/20(水)栗東・坂路(良)4F49.8-3F36.9-1F12.0(馬なり)
長岡禎仁騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。3歳3勝クラスの僚馬キャプテンネキとあわせて、しまいは12秒0をマークして併入。あわせたキャプテンネキも4F50秒9と自己ベストを更新しており、意欲的な追い切りを消化できています。時計が遅い時は走りに粗も見られますが、今回は締まった走りで好時計をマークと気配は良好。ややラップはチグハグなところがありますが、ここへ来て自己ベストを大きく更新してきた今回は好調と見て良いでしょう。