【カペラステークス2023予想】好調のベルダーイメル、初の1200mで重賞制覇へ!
今週の日曜日、中山競馬場ではダート1200mの重賞であるG3カペラステークスが行われます。中山ダート1200mは、わずかな展開の変化で逃げ切りや追い込みが生まれ、予想が難しいレースとして知られています。ペースや展開を読むことが求められる一方で、実際のレースでは予想通りにならないことも多く、非常に難解です。そのため、ファンの中でも予想が難しいと感じる人も多いでしょう。
今回の1200mダート戦にフルゲート16頭、ダート短距離の常連馬から連勝中の昇り馬までさまざまなメンバーが集結しました。その中で特に注目しているのは、オルフェーブル産駒の6歳牡馬、ベルダーイメルです。ベルダーイメルは1800mダートでデビューし、しばらくは勝ちきれない時期が続きましたが、6戦目の未勝利戦を制してからは5戦で4勝と好調な成績を収め、急速にオープン入りしました。ただし、その後は波があり、1年ほど馬券に絡めない時期もありましたが、再び2戦で馬券圏内に入りました。
今年に入ってからのベルダーイメルの成績は、9戦連続で全てのレースで人気よりも着順が上回り、最近の5戦では3度も馬券圏内に絡むなど、好調なパフォーマンスを見せています。これは、通常波が大きい馬としては珍しい安定感があり、現在好調の波に乗っていることを示唆しています。
そんな中で今回のカペラステークスでは、初めて1200mの距離に挑戦。初めての距離での重賞出走は一般的に厳しいとされますが、中山1200mはペースや展開が結果に大きな影響を与えるコース。追い込みが決まるケースは厳しいペースになり、スピードについていけなかった馬がラストのスタミナを活かして差すというケースが多めです。1200mより長い距離を使ってきたベルダーイメルにとっては向きそうな気配があります。
秋は好調ぶりを発揮しており、1200mでも十分好勝負を演じてくれそうなベルダーイメルの激走に期待して、応援したいと思います。