安田記念の1つ前に開催されるレース。それが由比ヶ浜特別です。ついつい荒れることを期待してしまう「ハンデ戦」。ぜひ安田記念前に一稼ぎといきたいところ。 とはいえ、頭数がフルゲートになりそうな今回。穴狙いに徹するにせよ、どの馬からいけばいいのか。悩みどころではあります。 となると、頼りになるのはやはり過去のデータ。ハンデ戦になってからの過去4年間のデータから軸馬をあぶりだすことにしましょう。まずは人気からいきます。 1番人気の連対率は25%。過去4年で1勝。これを「ハンデ戦にしては堅い」とみるか「おお、3回も飛んでるのか」と考えるかは意見が分かれるところでしょうが、わたしは後者。ですので当日1番人気になった馬は自動的に馬券からはずします。 それに対して相性がいいのが2、3番人気馬です。特にオススメは2番人気馬。過去4年ですべて複勝圏内。3番人気馬は勝ちこそないものの、複勝圏内でいえば75%と高い率を誇ります。 さらに年代別でみてみましょう。圧倒的に強いのが4歳馬です。連対率50%。つまり「4歳馬で当日2,3番人気の馬から1番人気をはずして買えばいい」という方程式が成り立ちます。現状で可能性がある馬をご紹介しておくと、ブリクストが微妙なところで1番人気になるかもしれませんが該当。 そして想定の印から可能性が高いのがマリオーロ、メイショウメイゲツの2頭。特にメイショウメイゲツは武豊騎手想定。シンハライト、マカヒキのクラシック連勝で勢いに乗るディープインパクト産駒なのも魅力があります。 また、マリオーロ、ブリクストについては要注意な情報も1つ追加しておきましょう。500キロを超える馬は過去4年ハンデ戦になってからは連対したことがありません。特にブリクストは今回休み明けになります。暑くなる時期とはいえ体重はしっかり見ておきましょう。