コマノインパルス右前脚に繋靱帯炎、日本ダービー回避。

記事「コマノインパルス右前脚に繋靱帯炎、日本ダービー回避。」のサムネイル画像

京成杯の勝馬で、今月16日に皐月賞に出走して14着に敗れたコマノインパルス(牡3 美浦・菊川正達厩舎)が、予定していた日本ダービーを回避することが判明した。前走の皐月賞後、次の目標であるダービーに向けて調整が進められていたが、右前脚に繋靱帯炎を発症していることがわかり、大事をとって同競走を回避することとなった。近日中には放牧へ出る模様。

今年1月に優勝した京成杯では、タフな馬場で最後の直線はガンサリュートに食らいつかれながらもきっちりと振り切って完勝。2走前の弥生賞では、直線まで良かったが最後は脚色で見劣り6着に、前走は皐月賞で14着に敗れた。

前走の高速馬場が脚にこたえたのか、理由については詳しく説明されていないが、スピードの出るコースは脚に負担がかかるため前走のような高速馬場が原因で故障する馬も少なくないという。いずれにせよ、症状が軽いことを願っている。今はしっかり休んでもらい、元気な姿での復帰を待ちたい。