JRAホープフルステークス(2021)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

2歳王者を決めるG1「ホープフルステークス」がいよいよ開催です。G1として生まれ変わったことで傾向も変わってくるとは思いますが、今回は名称がホープフルステークスに変わる前のラジオNIKKEI杯2歳ステークスとして開催されていた2011~2013年の3年間と、G2として開催された2014~2016年の3年間、G1として開催された近4年を合わせた過去10年間のデータをもとに傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実、堅実決着傾向が強め

人気は「1番人気」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「1番人気」は複勝率が80%で、「2番人気」も70%と安定しており、上位人気は堅実です。勝ち馬は10頭中9頭が「4番人気以内」から出ており、勝ち馬は「4番人気以内」の馬から狙うのが良さそうです。下位人気を見ますと「10番人気以下」は3着内が0回となっており、大穴は全く絡みません。「8番人気」が2着3回となっており、人気薄を狙うならこのあたりまでという印象です。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 6 1 1 2
2番人気 1 1 5 3
3番人気 1 3 1 5
4番人気 1 1 1 7
5番人気 0 1 0 9
6番人気 0 0 0 10
7番人気 1 0 0 9
8番人気 0 3 1 5
9番人気 0 0 1 8
10番人気 0 0 0 9
11番人気 0 0 0 9
12番人気 0 0 0 9
13番人気 0 0 0 8
14番人気 0 0 0 6
15番人気 0 0 0 5
16番人気 0 0 0 4
17番人気 0 0 0 2
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 3 1 0 0
2.0~2.9倍 2 0 1 1
3.0~3.9倍 0 0 4 3
4.0~4.9倍 2 0 0 1
5.0~6.9倍 0 5 2 3
7.0~9.9倍 1 0 0 8
10.0~14.9倍 2 0 1 13
15.0~19.9倍 0 0 0 5
20.0~29.9倍 0 2 1 8
30.0~49.9倍 0 2 1 13
50.0~99.9倍 0 0 0 13
100.0倍以上 0 0 0 42
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2011 6,590円 30,970円
2012 3,080円 8,710円
2013 25,580円 97,270円
2014 15,000円 345,220円
2015 2,850円 7,790円
2016 2,670円 15,250円
2017 2,960円 52,380円
2018 840円 3,650円
2019 1,170円 2,760円
2020 910円 5,560円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 コマンドライン 2.0
2 オニャンコポン 3.9
3 ジャスティンパレス 8.1
4 キラーアビリティ 8.6
5 フィデル 13.3
6 サトノヘリオス 17.4
7 アスクワイルドモア 20.5
8 ラーグルフ 31.6
9 ボーンディスウェイ 39.7
10 グランドライン 58.4
11 アケルナルスター 63.6
12 クラウンドマジック 89.2
13 タイラーテソーロ 102.4
14 シェルビーズアイ 160.7
15 マテンロウレオ 189.8

■枠は「真ん中枠」が好成績、脚質は「逃げ・追い込み」など極端な脚質は割引き

コースは中山の芝2000mを使用。「枠」と「脚質」については、開催場所の要素が大きく問われるため、中山競馬場で行われた2014年以降の過去7年のデータをまとめました。

枠は「2・4・5枠」が2勝ずつを挙げています。極端な傾向は見られませんが、勝ち馬は比較的真ん中寄りの枠から出やすい傾向となっています。

脚質は「先行」が最多の4勝を挙げており、連対数も最多です。ただ、「差し」も3勝を挙げており、3着内の回数は「差し」が最多となっています。「先行・差し」の成績に極端な差はなく、傾向らしい傾向は見られません。距離以上にタフさが要求されるコースゆえ「逃げ」の成績は皆無で、「追い込み」も連対数が0回です。極端な脚質の馬は割引いて考えたいところです。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 1 7
2枠 2 0 1 7
3枠 0 1 0 10
4枠 2 1 2 9
5枠 2 0 1 11
6枠 1 2 1 10
7枠 0 1 1 12
8枠 0 1 0 15
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 7
先行 4 5 0 23
差し 3 2 6 20
追い込み 0 0 1 28
その他 0 0 0 3

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 0 4
-9~-4kg 3 0 1 18
-3~+3kg 4 4 4 46
+4~+9kg 2 3 5 29
+10~+19kg 1 3 0 12
+20kg~ 0 0 0 2
今回減 5 1 2 39
同体重 2 1 1 12
今回増 3 8 7 60

■「関西牡馬」が中心

性別は「牝馬」で馬券に絡んだ馬は0頭となっており、「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 10 10 10 106
牝馬 0 0 0 5
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 4 3 44
栗東 8 6 7 65
地方 0 0 0 2

■前走レースが「新馬」だった馬に注目

前走レースは、「新馬」と「東スポ杯2歳S」が最多の3勝を挙げていますが、今年は東スポ杯2歳Sから来る馬がおりませんので、新馬に注目したいと思います。前走着順は「1着」が最多の8勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。3着内に入った30頭中24頭が、前走「1着」だった馬でした。前走勝っている馬は連続好走する可能性が高そうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
新馬 3 1 3 44
東スポ杯2歳S 3 1 2 10
萩S 1 1 0 5
京都2歳S 2 0 0 12
葉牡丹賞 1 0 0 7
札幌2歳S 0 1 1 4
アイビーS 0 1 1 2
紫菊賞 0 1 1 1
デイリー杯2歳S 0 1 0 1
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G2 0 1 0 1
G3 4 3 3 22
重賞 0 0 0 1
リステッド/オープン 2 2 1 14
1勝クラス 1 3 3 28
新馬・未勝利 3 1 3 42
地方 0 0 0 3
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 8 7 9 61
2着 1 2 0 8
3着 0 0 0 11
4着 0 0 0 3
5着 0 1 1 6
6~9着 1 0 0 15
10着以下 0 0 0 7

[該当馬] 前走が新馬だった馬

  • シェルビーズアイ
  • タイラーテソーロ
  • マテンロウレオ

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「C.ルメール」に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
C.ルメール 3 2 2 2
福永祐一 2 0 1 4
川田将雅 2 0 0 3
M.デムーロ 1 1 0 5
C.デムーロ 1 0 0 2
H.ボウマン 1 0 0 0
武豊 0 1 2 3
C.ウィリアムズ 0 1 0 2
O.マーフィー 0 1 0 1
V.シュミノー 0 1 0 0

※現役騎手のみを表示しております。

[該当馬] C.ルメール騎手の騎乗予定馬

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