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【阪神ジュベナイルF予想2025】粗品の本命馬に警戒、Youtube動画が示した危険サインとは?

2025/12/12 14:42
【阪神ジュベナイルF予想2025】粗品の本命馬に警戒、Youtube動画が示した危険サインとは?

先週のチャンピオンズカップで、競馬好きお笑い芸人・粗品は2着に好走したウィルソンテソーロを本命視しながらも、的中を逃した。逃げ馬で1番人気のナルカミが人気馬の宿命とも言える形でハイペースに巻き込まれ、前が総崩れとなる展開を読み切っていた点は見事だったが、結末はあと一歩届かなかった。

そして注目は、今週の阪神ジュベナイルフィリーズの予想だ。昨年、粗品は「操作性が良い馬が結果を出す印象」と語り、アルテミスステークスで巧みな立ち回りを見せたブラウンラチェットを本命に抜擢。しかし、遠征競馬で大きく馬体を減らし16着に大敗。その予想は裏目に出た。

今年も同様に“操作性”を重視するのかは不明だが、現状で器用さを評価するなら、白菊賞を逃げ切ったマーゴットラヴミー、阪神と右回りの実績があるアルバンヌあたりが候補か。キャリアの少ない2歳戦ゆえ各馬の素質はまだ見えない部分が多いが、粗品の好む“操縦性の高さ”という基準に合致する存在だ。

一方、粗品のYouTubeで11日に公開された「新しい女性マネージャーに金盗まれた」という動画も、サイン派にとっては見逃せない出来事となる。動画内で粗品は、新たにマネージャーとなった小池氏の推奨馬“ルヴァン何とか”を買った結果、およそ170万円を溶かしたと自虐的に語った。11月23日の東京12Rにはルヴァンノワールが出走しており、11着に敗れている。購入した詳しいレースは不明だが、いずれにせよ“女性の推し馬に乗って大敗した”という事実が残った。

これをサインと捉えるなら、“牝馬限定戦”である阪神JFは相性が悪い可能性がある。昨年の本命馬が大敗したことを考えても、今年粗品が本命視する馬が“粗品の呪い”に巻き込まれる危険性は十分ある。ファンの間では「粗品の本命は消し」という格言が定着しつつあるが、今年の阪神JFでもそのセオリーが生きるかどうか注目しておきたい。

粗品の予想は毎回話題を集めるが、勝負馬券を組み立てる上では、その“逆張り”こそが有効となるかもしれない。今年の阪神ジュベナイルフィリーズでも、粗品の本命馬に注目しつつ、その取捨選択に慎重を期したいところだ。 

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