【中日新聞杯2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

2000mのハンデG3「中日新聞杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
シンハナーダ(牡4、国枝栄厩舎)
12/10(水)美浦・W(良)5F66.2-4F50.9-3F37.2-1F12.1(馬なり)
美浦のWコースで単走。序盤から良いペースで進め、ゴール前で仕掛けられてラスト1Fは12秒1をマークしてゴール。1週前はWコースで2頭併せを行い、5F64.7-4F49.7-3F35.7-1F11.5の好時計をマークして先着しました。8馬身近く先行させた相手をゴール前であっさりと交わして2馬身先着と、時計・動きともに申し分ない内容の追い切りを消化。中間はWコース主体で追われ、好ラップを刻んでスピードの持続力を披露。秋初戦を快勝して弾みも付いており、絶好の気配を漂わせます。
メリオーレム(牡4、友道康夫厩舎)
12/10(水)栗東・坂路(良)4F53.9-3F38.9-2F24.9-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で単走。ゆったりと入り、左手前で楽に登坂してラスト2Fは12秒6-12秒3の加速ラップでまとめてゴール。軽めの調整でしたが、1週前には負荷がかけられており、調整過程は良好。その1週前は、坂路を単走で一杯に追われ、4F52.7-1F12.4をマークしてゴールしました。ラスト1F12秒4は自己2番目に速い時計で、負荷は十分にかけられています。中間は11月中旬頃から再開し、坂路とWで数をこなしており乗り込み量は豊富。秋初戦を使われて順調に良化してきた印象です。
マイネルケレリウス(牡5、奥村武厩舎)
12/10(水)美浦・W(良)5F70.8-4F54.2-3F38.7-1F12.2(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬ホウオウノーサイドを6馬身後ろに置き、道中はリズム良く先行。直線は内から迫る相手をラスト1F12秒2の脚で抑え込んで併入。1週前はWコースで2頭併せを行い、ここでは相手を6馬身先行させ、内からラスト1F12秒0の脚で楽に交わして1馬身半先着しました。道中は重心を低くして安定したフォーム、直線も促されてからの反応が良く、終い重点の好内容の追い切りを消化できています。秋初戦の前走も好仕上がりを印象付けていましたが、今回も万全の態勢を整えてきたと見て良いでしょう。

