【JRA】天皇賞春Vのテーオーロイヤルが引退、イーストスタッドで種牡馬入りへ
公開: 2026/03/12 17:38

2024年の天皇賞・春を制したテーオーロイヤル(牡8、岡田稲男厩舎)が現役を引退することが分かった。3月12日、岡田稲男調教師が発表した。今後は北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬入りする予定で、13日に栗東トレセンを退厩する。
同馬は父リオンディーズ、母メイショウオウヒという血統。長距離路線で頭角を現し、1勝クラスからの4連勝で2022年のダイヤモンドステークスを制覇して重賞初勝利を挙げた。その後は長期休養を挟みながらも復帰を果たし、2024年には再び飛躍のシーズンを迎える。ダイヤモンドステークス、阪神大賞典を連勝すると、続く天皇賞・春でも力強い走りを見せ、3連勝で悲願のGⅠ初制覇を達成。名実ともにステイヤー界の頂点へと上り詰めた。
しかし、その後は脚もとのトラブルに悩まされることとなる。左前肢の骨折や繋靱帯炎などの影響で長期休養を余儀なくされ、一時は復帰へ向けて調整が進められていた。今年2月には栗東トレセンへ帰厩し、実戦復帰を目指していたが、左前脚の繋靱帯炎を再発。年齢面も考慮し、陣営は現役引退を決断した。
岡田調教師は「復帰へ向けて調整を進めていましたが、左前肢の繋靱帯炎を再発していることが分かりました。年齢的な部分も考えて、オーナーと牧場が相談して引退を決めました。明日(13日)に退厩します。今後はイーストスタッドで種牡馬になる予定です。半兄のメイショウハリオと2頭とも、いい子を出してくれると思います。一番の思い出は天皇賞・春です。よく頑張ってくれました」と愛馬をねぎらった。
通算成績は18戦8勝。獲得賞金は5億1826万6000円(付加賞含む)。長距離戦線で確かな実力を示し、2024年の天皇賞・春制覇で競馬ファンの記憶に強く刻まれる存在となった。今後は種牡馬として新たな馬生を歩み、次世代へその血を伝えていく。テーオーロイヤル号、お疲れさまでした。

