24日(日)、中山競馬場の芝2200mで行われたオールカマー(G2)を優勝し、約1年ぶりとなる勝利を果たしたルージュバック。主戦の戸崎圭太騎手がステファノスに騎乗予定のため、鞍上は今回北村宏司騎手へと乗り替わっておりました。
代打で見事に馬を優勝へ導いた北村騎手でしたが、4コーナーで外側に斜行し、マイネルディーン、タンタアレグリア、アルバート、マイネルサージュの進路を狭めたとして、9月30日から10月1日までの2日間の騎乗停止となりました。
レース後には審議ランプも点灯せず、1着ルージュバックとした馬券の払い戻しもスムーズに行われましたが、レース後にはタンタアレグリアの蛯名騎手が「もう少しでした。あの不利がなければもっと際どかったと思います。」とコメントし、アルバートの石川騎手は「ちょうどスピードが乗ったところで振られてしまったのは痛かったです」とコメントし、マイネルサージュの松岡騎手も「いいところにつけられたけど、不利が痛かった」と、立て続けに不利によるダメージの大きさについて言及。
着順結果は確定しておりますが、北村騎手の2日間の騎乗停止というかたちで制裁が実施されました。