【ローズステークス予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

秋華賞トライアルの「ローズS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

アートハウス(牝3、中内田充厩舎)

9/7(水)栗東・CW(良)6F83.3-5F66.9-4F52.0-3F36.6-1F11.4(馬なり)

栗東CWコースで単走。終始馬なりの軽めの内容で、直線も鞍上の手は全く動きませんでしたが、しまいは11秒4と鋭く伸びてゴールしました。1週前には川田将雅騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F81.4-1F11.0の猛時計をマークして3馬身先着。全体時計は自己ベスト更新、しまいも11秒0の切れ味を見せて併走馬を楽に圧倒と豪快なパフォーマンスを披露しました。最終追いは調整程度でしたが、中間は入念に乗り込まれてきていますし、1週前には絶好の時計と動きを披露。秋初戦に向けて万全の態勢を整えてきたと見てよいでしょう。

ラリュエル(牝3、矢作芳人厩舎)

9/7(水)栗東・坂路(良)4F55.0-3F39.7-2F25.1-1F12.0(馬なり)

栗東坂路を単走。前向きな気性を考慮し、最終は意識的に抑えて馬なりで登坂。序盤は行きたがるところをなだめつつ、ピッチの利いた走りでしまいは12秒0を楽にマークしてきました。1週前は坂井瑠星騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、僚馬パーソナルハイを追走するかたちから6F82.4-1F11.2をマークしてクビ差先着しました。長めにやって行きっぷりも抜群で、重賞・2着の相手にも手応えで勝ってしっかり先着する好内容の追い切りを消化しました。前走は逃げ切っての快勝でしたが、追い切りでは溜めて切れる脚も使えており、前走以上の走りが期待できそうな気配です。

メモリーレゾン(牝3、長谷川浩厩舎)

9/7(水)栗東・CW(良)6F86.3-5F69.3-4F53.9-3F38.1-1F11.5(馬なり)

栗東CWコースで3頭併せ。僚馬コスモグングニールを先行させ、ホッコーハナミチを後方に置いて、自身は真ん中で折り合いながら進めました。コーナーを大きくまわって直線序盤で横一線に並ぶと、序盤は早めに動いた2頭が前へ出るも、ジワジワと長く良い脚を使ってゴール前で外のコスモグングニールに頭差先着、内のホッコーハナミチと併入しました。1週前は古川吉洋騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F83.6-1F11.0の好時計をマークして併走馬に先着。2週前も一杯に追われて自己ベストを更新しており、好時計を連発。前走時の追い切りよりも確実に動いており、大きな上積みを感じさせます。