フルゲート16頭に登録19頭と、人気のレースとなっているのが日曜の福島メインレースに組まれているハンデ戦のG3・福島記念です。

3歳馬のオニャンコポンが京成杯以来の勝利を目指して参戦を予定しており、皐月賞、ダービーを使ってきた馬が菊花賞をパスしてここに挑むのも珍しいと思えるだけに、芝3000mよりも古馬相手の芝2000m戦を選択した陣営の選択が吉と出るかどうかも注目となっています。

昨年はパンサラッサがこのレースを勝利後、ドバイターフ勝利まで昇り詰めており、ローカルのハンデ戦とはいえ注目度は高まった一戦。今年の勝ち馬もパンサラッサに続く活躍ができるかどうか、今週の目玉のレースはエリザベス女王杯なのは間違いないところですが楽しみなレースといえそうです。

混戦模様だけにそこまで配当はつかないかもしれませんが、展開次第で不気味なカテドラルに今回は注目しました。栗東・池添学厩舎の管理馬で、3戦連続で団野騎手が騎乗予定となっています。

今年の安田記念は敷居が高すぎたのかシンガリ負けの大敗を喫しましたが、その後のG3では人気を上回る競馬が続き、10番人気の中京記念で2着、6番人気の小倉記念で4着となりました。

今回は福島競馬場初参戦となり、小回りコースだけに仕掛けどころに工夫は必要となりそうですが、前走で芝2000mを経験していることも含めて、今回も人気がそこまでなら狙い目といえそうですね。