【加付式“連番の法則”2023】第1回「中京」結果、「東京・小倉」途中経過と傾向から出現傾向を探る

京都代替の第1回中京開催が終了した。その出現結果・傾向とともに開催途中の東京・小倉についても傾向を探っておこう。

まずは、前回コラムからの2週(1月28日~2月4日)の全体傾向をまとめておこう。

2週(1月28日~2月4日)の全体傾向
-東京中京小倉合計出現率(%)
ALL連番2(1)5(2)2(1)96.3
一組連番26(10)22(3)15(7)6343.8
同番4(1)3(1)6(1)139.0
合計323023--
出現率(%)66.762.547.9--

3場全体、4日間計144レースでの法則決着は、「一組連番」が計63レース、「ALL連番」が計9レース、「同番」が計13レース。終了した中京では、「一組連番」が平均的な半数前後を占め、最終日には「ALL連番」が1日3回と集中出現した。開催中の小倉は、第3場・ローカル開催にも関わらず最も法則出現が揮わなかったが、前回「小倉は『同番』狙いが最も有効」と記した通り、1月29日のメイン・巌流島Sをはじめ計6回出現し、その内5回が10万超高額配当。実に83%の確率で高額配当と「同番」の威力を遺憾なく発揮した。

そして第1回開催が始まった東京では、中山同様「一組連番」が圧倒的多数を占め、特に各日曜には66%~75%を占める超高確率出現結果を残した。

この間の重賞競走は各日曜に計4回。すべて「一組連番」決着しその内3回が「同枠・一組連番」であった。

では、「第1回中京開催の終了」に伴い、東京・小倉の途中経過と共に「開催場別の結果・傾向と出現傾向」を探ってみたいと思う。

中京

京都代替え「中京」が終了。残る2週の京都代替えは「阪神」に移り、長かった代替え開催はこれで終わる。さて、1月28日からの4日間では、「一組連番」は48レース中22レースの通常モード。その中からは、4日間全場で唯一の100万超を輩出。1番人気と2桁・14番人気の「一組連番」であった。そして前半好調出現した「同番」が計3回と減り、「『同番』抑えが有効か・・・」と記した前回コラムの推奨傾向ははずれた。代わって前半不調の「ALL連番」が復調を示し、冒頭の通り最終日には3回の固め打ち。その内1回は、1番人気1着から3連単12万の10万超高額となった。12日間の開催全体では、以下のデータ表でも示すが、この間の法則出現は3組とも推奨軸割合90%超えであった。同枠2頭絡みが、25~30%。高額配当も3組すべてから順調に出ており、4週後からの中京開催では芝の回復もあまり望めないと想像できるところから、傾向もあまり変わらないのではないかと思う。

第1回中京 (全12日間)の主な出現回数データ
-一組連番ALL連番同番
推奨人気軸割合
(回数/出現回数)
92.8%
(64/69)
100%
(8/8)
92.3%
(12/13)
同枠2頭絡み割合
(回数/出現回数)
29%
(20/69)
25%
(2/8)
30.8%
(4/13)
重賞(全7R)3回0回2回
L競走(全5R)2回0回0回
100万超(全144R)2回0回0回
10万超(全144R)15回2回2回

※ 推奨軸(1~5番人気)

「一組連番」 参考データ

  • 100万超:1→2→3着 9番人気8番人気 →13番人気 【356万】※太字「同枠・一組連番」
    1→2→3着 9番人気→14番人気1番人気 【107万】※太字 通常「一組連番」
  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 80%(12回/15回中)、同枠・一組連番 割合 20%(3回/15回中)
  • 重賞データ:一組連番 割合 43%(3回/7回中)、推奨人気軸 割合 100%(3回/3回中)
  • L競走データ:一組連番 割合 40%(2回/5回中)、推奨人気軸 割合 50%(1回/2回中)

「ALL連番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 100%(2回/2回中)、同枠2頭絡み 割合 0%(0回/2回中)

「同番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 50%(1回/2回中)、同枠2頭絡み 割合 0%(0回/2回中)
  • 条件重複データ:一組連番 重複割合 38%(5回/13回中)、同枠2頭絡み 重複割合 23%(3回/13回中)
  • 重賞データ:推奨人気軸 割合 100%(2回/2回中)

東京

1月28日に始まった第1回東京。ここまでの4日間48レースで「一組連番」が、半数以上の26回を占めてきた。「ALL連番」は計2回、「同番」が1日1回ずつの計4回。傾向としては1日で8回、9回の日曜を中心に中山同様「一組連番」中心で推移している。さらに先週の2日間は、土日ともに半数を「同枠・一組連番」が占めたことが際立った。2番人気と2桁人気の「一組連番」など、10万超高額も「一組連番」から出ており、しばらくは絞った軸馬との「一組連番」を抑えるのが有効と言えそうだ。

東京 開催中(1/28~2/5の4日間)の主な出現回数データ
-一組連番ALL連番同番
推奨人気軸割合
(回数/出現回数)
96.2%
(25/26)
100%
(2/2)
100%
(4/4)
同枠2頭絡み割合
(回数/出現回数)
38.5%
(10/26)
50%
(1/2)
25%
(1/4)
重賞(全2R)2回0回0回
L競走(全2R)1回1回0回
100万超(全48R)0回0回0回
10万超(全48R)4回0回1回

※ 推奨軸(1~5番人気)

「一組連番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 100%(4回/4回中)、同枠・一組連番 割合 25%(1回/4回中)
  • 重賞データ:一組連番 割合 100%(2回/2回中)、推奨人気軸 割合 100%(2回/2回中)
  • L競走データ:一組連番 割合 50%(1回/2回中)、推奨人気軸 割合 100%(1回/1回中)

「ALL連番」 参考データ

  • L競走データ:ALL連番 割合 50%(1回/2回中)、推奨人気軸 割合 100%(1回/1回中)

「同番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 100%(1回/1回中)、同枠2頭絡み 割合 0%(0回/1回中)
  • 条件重複データ:一組連番 重複割合 25%(1回/4回中)、同枠2頭絡み 重複割合 25%(1回/4回中)

小倉

前回の途中経過後の4日間、小倉はかなりの法則低調となった。通常、第3場いわゆるローカル開催こそが真価を発揮する10万超大型配当も計5回。武騎手、福永騎手といった有力騎手が遠征した2月4日こそ「堅い決着」が予想されたが、その他3日間も揮わなかった。「一組連番」は48レースで計15回、「ALL連番」も計2回と低調。ただ「同番」だけは計6回、冒頭に記したメインレースをはじめ6回中5回の10万超と「一組連番」を凌ぐ回数と割合で威力を発揮してみせた。こうしたところからも、傾向としては依然として「同番」好調モードと言えるであろう。推奨人気軸を中心にした積極的な「同番」狙いが、まだまだ有効と言えそうだ。

小倉 開催中(1/28~2/5の4日間)の主な出現回数データ
-一組連番ALL連番同番
推奨人気軸割合
(回数/出現回数)
86.7%
(13/15)
100%
(2/2)
66.7%
(4/6)
同枠2頭絡み割合
(回数/出現回数)
46.7%
(7/15)
50%
(1/2)
16.7%
(1/6)
100万超(全48R)0回0回0回
10万超(全48R)3回0回5回

※ 推奨軸(1~5番人気)

「一組連番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 66.6%(2回/3回中)、同枠・一組連番割合 66.6%”(2回/3回中)

「同番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 60%(3回/5回中)、同枠2頭絡み 割合 20%(1回/5回中)
  • 条件重複データ:一組連番 重複割合 16.6%(1回/6回中)、同枠2頭絡み 重複割合 0%(0回/6回中)

※ 同枠・一組に該当しない「同枠」は含まない(例:13番と15番の同枠など)