土曜の中京メインレースは芝1400mで行われる3歳以上3勝クラスの特別戦「豊明S」です。

距離や開催時期がころころと変わるため、例年の傾向が読み難い難解なレース。昨年は7番人気のショウナンバニラ、5番人気のジャスパージャック、8番人気のスンリで決まる波乱となりましたが、ハンデ戦によるもので定量で行われる今年は波乱傾向が継続なるか判断が難しいところです。

開催条件が変わっていることは念頭に置きつつ過去5年のデータをみると、前走1着もしくは2着の勢いのある馬が結果を出している点に注目です。特に勝ち馬は前走1着か2着の馬のみと分かりやすい結果となっており軸馬には前走で結果を出している馬を選ぶのがベターでしょう。

そういった意味では前走3着からこのレースに登録してきているラクスパラディーは上位人気想定となっていますが危険な人気馬となるかもしれません。

また3歳馬を見ると2020年、2021年は4歳以上のレースだったため参考外になりますが、それを除いても3着以内に入れておらず、ペースセッティングには鬼門のデータとなりそうです。

そこで古馬かつ前走1、2着を確保している馬で推奨したいのが岩田望来騎手騎乗のタイセイシェダルです。前走は阪神競馬場でしたが、中京の芝コースは今年2月のトリトンS2着で結果を出しており、舞台が変わる点も問題ないでしょう。

混戦模様のため相手は手広く狙いたいレースですが、タイセイシェダルは馬券検討に加えておきたい1頭と言えます。