土曜の中京メインレースに組まれているのは、芝2000mで行われる3歳以上ハンデオープン戦のケフェウスSです。
阪神開催だった昨年も含めた過去4年の勝ち馬をみると、2020年のトリコロールブルー、2021年のアラタ、2023年のエピファニーなど、後に重賞戦線でも上位人気支持を受けている馬が勝ち上がっており、今年の勝ち馬の今後にも注目したいレースとなっています。
注意しておきたい点としては、前走で重賞を使われた本来力量上位でもおかしくないはずの馬が苦戦しており、今年はマンハッタンカフェ産駒の8歳セン馬ダンディズムが、前走七夕賞4着で人気となりそうですが危険な人気馬となるかもしれません。
また、中京芝コースで2勝を挙げている6歳牡馬のカレンルシェルブルもダンディズムと同じく前走で七夕賞を使っており、こちらも人気は上がってきそうですが厳しいレースとなるかもしれません。
相性が良いのは前走で芝1800mのオープンレースを使っていた馬で、東スポ杯2歳Sを制して以降スランプに陥っているジャスタウェイ産駒の4歳牡馬ガストリックは、中京コース初参戦ですが侮れない一頭となりそうです。
同じく関越Sで15着大敗となった7歳牡馬のハーランズハーツは、シンガリ負けということで人気は上がってこないこともあり、叩き2戦目での巻き返しに期待するなら馬券検討には加えておきたい穴馬ですね。