祝日月曜の中山メインに組まれているのは、芝1600mで行われる4歳以上オープンのリステッド「ニューイヤーステークス」です。

過去5年の勝ち馬はジャンダルム、ミッキーブリランテ、カラテ、ウイングレイテスト、パラレルヴィジョンと、いずれも重賞戦線で長く活躍している馬が勝利しています。今年の勝ち馬にもG1級とはいかないまでも、追いかけて損はない馬が出てくる可能性は大。

過去5年のデータでは上位人気馬の成績は悪くないですが、2021年には14番人気のミッキーブリランテが勝利し3連単で126万馬券が飛び出す大波乱に。過去5年すべてで6番人気以下の馬が1頭は絡んでいるため、人気馬で固めるのではなく、穴馬まで手広くおさえたほうが良さそうです。

所属別でみると東西でほぼ互角ですが、関西馬の人気薄が狙い目となっており、上位人気なら関東馬といったメリハリをつけた馬券検討もよいかもしれません。

世代別でみると4歳馬が上位人気でも結果が出ておらず、今年の出走予定馬では前走のキャピタルステークスで京都金杯2着のウォーターリヒト相手に接戦の2着を演じたトロヴァトーレ、前走のリゲルステークスでは1番人気支持を受けたものの3着に敗れ、京都金杯除外から参戦を予定しているキープカルムは、いずれも上位人気想定となっているだけに別定戦ながら波乱の要素が多いレースといえそうです。