東京競馬が今年度も開催。開幕週一発目の重賞レースは牝馬限定の第51回フローラSです。例年500万下の馬が大半を占める重賞レースですが、今年も半分以上が500万下で混戦模様です。混戦具合からして京都のマイラーズカップよりもこちらの方が面白そうだという声も聞こえてきそうですね。
出走馬には前走ミモザ賞(500万下、中山・芝2000m)を1.9倍の1番人気で圧勝したパールコードや、前走アネモネS(OP、中山・芝1600m)を制して2連勝中のチェッキーノ、前走チューリップ賞(G3、阪神・芝1600m)では惜しくも4着に惜敗したクィーンズベストなどがおり、実力差が拮抗する馬同士の戦いとなっております。
穴党歓喜の注目レース、混戦模様の今年は大波乱の可能性大?!
フローラSは1~3着馬には牝馬クラシックの第二弾・オークスの優先出走権が与えられるレースでもあり、後の大舞台を占う上でも欠かせない一戦です。順当に強い馬が勝ち進んで大舞台へと羽ばたいていくのが理想ではありますが、フローラSは実力的にまだまだ未知数な馬の出走が多く、波乱の決着となるケースも目立ちます。現に2011年は3連単で113万円、2014年も3連単で108万円と5年以内に100万円を越える高額配当が2回も出ております。そうかと思えば昨年は1~3番人気の3頭が3着内を占める堅い決着となったり、なんとも傾向が掴みづらいレースでもあります。
今年は順当な決着となるのでしょうか?それとも伏兵馬の台頭が見られるのでしょうか?人気が割れそうなメンバーなだけに今年も大荒れとなる懸念もあります。いずれにせよ高配当を狙う穴党派にとっては楽しめるレースとなりそうです。
フローラSは4/24(日)、東京競馬場11Rに開催予定となっております。