2015年9月13日(土)中山競馬場のメインは、名物ハンデ重賞の京成杯オータムハンデキャップです。予想するのにこんなに面白いレースはないと言えるレースなのですが、今年も興味深い馬達が揃いました。ハンデも53kgから58kgと微妙な差で、実力伯仲が見て取れて予想の難しさに拍車を掛けています。競馬好きとしてはこのレースだけで4, 5時間は予想できそうな勢いです。
そんな予想が楽しくて仕方がない京成杯オータムH。やはり秋競馬の開幕週ということもあって先行馬狙いが予想されるのですがもう1つのポイントがハンデがそこまで影響しない=ハンデ弱しという事です。馬場がいいと馬も走りやすいのでハンデがそこまで影響しないだろうと予想できるのです。
そう考えるとトップハンデ58kgのレッドアリオンも十分狙いが立ちますが、私が狙いたいのはハンデ57.5kgのスマートオリオンの方なのです。この馬の前走、関屋記念で先行して良いペースで行きながら、残り100mあたりでずるずると後退し11着と大敗してしまいました。しかも前残りの展開の中、有力馬で一番負けてしまったのです。これは調子落ち?疲れ?などと思っても仕方のないような結果だったのです。
スマートオリオンはもともと1200mを中心に使われていたのですが、今年の初夏の頃に距離を伸ばして成績が良くなり、中京記念では見事初重賞を制すまでになりました。その馬が勢いのまま臨んだ関屋記念で大敗し、多くの人が不可解な気持ちになったことでしょう。
しかし、予想好きの私は復習で関屋記念のレースをよーく見てみました。すると、最後の直線ではどうも追い上げてくる後ろの馬と接触しているようにも見えました。もし接触するなりして馬が"痛い"や"嫌だ"などと感じて走る気がなくなったのであれば、前走の11着は度外視しむしろその前の中京記念の快勝を重視するべきなのではないでしょうか?
前走の11着で人気は間違いなく落ちてくるでしょう。もしこの関屋記念での"嫌な気持ち"が見た通りであれば、馬も走っちゃう?かもしれません。
京成杯オータムH、前走大敗のスマートオリオンの即復活に期待です。