アンタレスステークス(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

古馬のダート中距離路線を展望する上では見逃せない一戦の「アンタレスS」。2012年に開催時期が繰り上げられ、京都のダート1800mから阪神のダート1800mへと変更となりました。

今回は、阪神競馬場へ変更となった2012年以降の過去6年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にアンタレスSの傾向を探っていきたいと思います。

■1着馬は堅実も、ヒモ荒れに注意

「1番人気」は最多の3勝をあげ、複勝率も83.3%と好成績。過去6年の馬券圏内18頭中12頭が「1～3番人気」で、2015年に優勝した6番人気のクリノスターオーを除けば勝ち馬は全て3番人気内の馬でした。1着馬は人気上位で決まりやすく、荒れるパターンとしては2,3着が荒れる「ヒモ荒れ」のケースが多いという印象です。

【該当馬】1番人気（下記「予想オッズ」を参考）：
グレイトパール

予想オッズ

上記の予想オッズは除外対象馬を除いた登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」が好走傾向に。「差し馬・先行馬」中心も、「逃げ馬」には要注意

コースは阪神競馬場のダート1800m。勝ち馬は全て5枠から外となっており、内枠が不振傾向にあります。とくに「5枠」は最多の4勝をあげ好成績。1コーナーまでの距離は303mと近く、内枠の馬は揉まれてしまうケースが多いのも要因の一つと考えられます。

脚質は「先行」と「差し」がほぼ同じ成績となっております。「逃げ」が2着に2回入っており、逃げ馬の好走率も低くないので注意が必要です。

【該当馬】逃げタイプ：
ディアデルレイ

■馬体重は「-9kg～-4kg」が好走傾向に

馬体重は最多の3勝をあげている「-9kg～-4kg」が好走傾向に。馬体重の増減は、増えている馬も減っている馬もほぼ同じ成績です。

■「5歳馬」＆「関西馬」が中心

年齢は最多の4勝をあげている「5歳馬」が圧倒的です。牡馬が中心で、所属は「関西馬」が中心となります。

【該当馬】5歳の関西馬：
クインズサターン
グレイトパール
ナムラアラシ
ロンドンタウン

■前走が「名古屋大賞典」だった馬に注目

前走は最多の3勝をあげている「名古屋大賞典」に注目。前走着順は「1着馬」が最多の4勝をあげ好成績。

【該当馬】前走が名古屋大賞典だった馬：
ミツバ（2着）
メイショウスミトモ（競走中止）

■騎手は「川田将雅」＆「武豊」に注目

唯一1,2着に1回ずつ入着している「川田将雅」と「武豊」に注目。しかし、2勝以上あげている騎手はおらず、傾向は極めてフラットです。

【該当馬】川田将雅騎手の騎乗予定馬：
なし

武豊騎手の騎乗予定馬：
なし