有馬記念(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

ついに今年も一年の競馬の総決算、ドリームレースの有馬記念の週がやってきてしまいました。世界で一番馬券が売れるドリームレースには一体どんな傾向があるのか？今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に有馬記念の過去の10年の傾向を探っていきたいと思います。

1番人気は優秀も、ヒモには人気薄が絡むことも多い

1番人気は5勝、連対率70%、複勝率80%と抜群の安定感を誇っております。しかし10番人気以下の人気薄もよく馬券に絡み、過去10年で100万馬券以上の配当が4回も飛び出しております。ヒモ荒れにも十分注意したいレースです。

【該当馬】1番人気（下記の「予想オッズ」を参考）
キタサンブラック

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

枠順の有利不利は少なめ。先行馬が好走傾向に

コースは中山競馬場の芝2500m。外回りの3コーナーあたりからスタートし、スタンド前を2度通過し、合計6つのコーナーを回っていく2500mの長丁場。距離もあるため枠順による有利不利は少なく、データも全体の枠から万遍なく来ております。脚質は先行馬の成績が良く、極端な追い込みは届いておりません。

【該当馬】先行タイプ：
キタサンブラック
シャケトラ
サトノクロニクル
トーセンビクトリー

馬体重は「+4kg～+9kg」が好走傾向に

馬体重は「+4kg～+9kg」が最多の4勝をあげ好成績。馬体重は増えた馬の方が好走しております。

「3歳馬」が好走傾向に

最多の4勝をあげている3歳馬が勝率・連対率・複勝率全てにおいてトップで好成績。6歳以上からは勝ち馬が出ておりません。牝馬による勝利は14年のジェンティルドンナと08年のダイワスカーレットの2頭のみで、基本は牡馬が中心となります。所属は関西馬が中心。

【該当馬】3歳馬：
スワーヴリチャード
サトノクロニクル
ブレスジャーニー

前走は「菊花賞」＆「天皇賞秋」組が好走傾向に

前走は最多の3勝をあげている菊花賞と天皇賞秋が好成績。前走着順は1着馬が中心となりますが、10着以下に敗れた馬の巻き返しも目立ちます。

【該当馬】前走菊花賞と天皇賞秋：
サクラアンプルール（天皇賞秋・8着）

騎手は「池添謙一」に注目

騎手は最多の3勝をあげている池添謙一騎手の成績がトップです。