【JRA菊花賞2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

3歳牡馬クラシック最終戦「菊花賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

レッドジェネシス（牡3、友道康夫厩舎）

10/20（水）栗東・CW（良）6F86.2－5F69.8－4F54.2－3F39.7－1F12.0（馬なり）

栗東CWコースで単走。馬なりのまま進め、直線だけ仕掛けるかたちで追われてラスト1Fは軽やかに伸びて12.0をマーク。1週前は川田将雅騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、強めに追われて6F82.0－1F12.0をマークして併せ馬と併入しました。最終は軽めでしたが、1週前は長めから追われて時計もしっかり出す意欲的な内容でしたので、仕上がりは順調と見られます。

アサマノイタズラ（牡3、手塚貴久厩舎）

10/20（水）美浦・南W（やや重）5F68.0－4F52.8－3F37.8－1F11.8（馬なり）

嶋田純次騎手を背に（レースには田辺裕信騎手が騎乗）美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ドゥラモンドを2馬身追走し、直線は内に入り楽々と併入しました。1週前も嶋田騎手を背に南Wで2頭併せを行い、一杯に追われて5F68.8－1F11.6の好時計をマーク。併せ馬には半馬身遅れましたが、かなり追走してのものなのでマイナスにはなりません。最終も輸送を考慮した内容にしては十分で、態勢は整っている印象です。

ロードトゥフェイム（牡3、尾形和幸厩舎）

10/20（水）美浦・南W（やや重）6F85.6－5F68.7－3F38.5－1F11.8（馬なり）

丹内祐次騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ラニュイエトワールを4馬身後ろに置いて先行し、直線は内から並びかけられると、一杯に追われる相手に対して馬なりのまま圧倒し、楽々と1馬身先着しました。全体時計は出ていませんが、ラスト1Fは11秒台を楽にマークして併せ馬に先着と、しまいの動きは抜群です。春先までは若駒の成長痛であるソエの症状を抱えていたため強い調教ができない状況でしたが、すっかり治まったようで、中3週でも長めを複数本ハードに追うといったような意欲的な攻め過程が目立っています。上昇度は高そうです。